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女優の松嶋菜々子さんが、東京・渋谷のNHKで6日に行われた2019年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第1週完成試写会に、ゆるふわな雰囲気の白い総柄のロングワンピースで登場した。ワンピースは袖口のリボンや、イレギュラーな裾のラインが最旬のデザイン。ゆるく巻いたセミロングヘアと大ぶりのイヤリングを合わせて品良くまとめていた。足元は深めの黒いパンプスで、ゴールドのアンクレットを光らせていた。
「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。
高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーで、松嶋さんはなつを母として育てる柴田富士子役で出演する。4月1日スタートで、全156回を予定。