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フジテレビの朝の情報番組「とくダネ!」(毎週月~金曜午前8時)で2018年4月からMCとして活躍している山崎夕貴アナウンサー。同年3月にはお笑いタレントのおばたのお兄さんと結婚し、「仕事もプライベートも大きく変動した激動の1年」だった。「とくダネ!」MC就任が結婚の「決め手」だったと語る山崎アナに、MC就任時の心境や同番組のメインMC・小倉智昭さんがぼうこうがんの手術のため休養した期間などについて話を聞いた。
◇生活スタイルの変化が結婚へ 「結婚っていいな」
山崎アナは、1987年8月4日生まれ、岡山県倉敷市出身。岡山大学経済学部卒業後、2010年に同局に入社した。18年3月まで「めざましテレビ」や「ノンストップ!」に出演していた山崎アナは「私にはこの生活が何となく続くのかなって思っていました」と振り返る。しかし、「とくダネ!」のMC就任が大きな転機になった。
結婚願望について「友達と遊べなくなっちゃうとか、縛られるものとしか思っていなかったので、あまりなかった」という。しかし、「とくダネ!」MC就任で「夫と当時はお付き合いという状況だったのですが、私は毎朝早朝の生活に変わり、夫は仕事が夜中心だったりするので、会えなくなったり、すれ違いの時間が増えて、交際を続けていくのが難しいかもって思いました」と不安に駆られていたという。
そんな中で、おばたのお兄さんからプロポーズをされた。「生活スタイルに変化が起きるから、結婚したんです。プロポーズしてくれた時は、心の底から、本当にうれしかった」と満面の笑みを見せながら、「結婚してても別れてしまうことはあると思いますが、交際している時より結婚した方が別れることにハードルが高くなるため、別れてしまうかもっていう不安が減り、精神的に落ち着くことができました。『とくダネ!』という新しい環境で思い切り仕事に臨めるなって気持ちを切り替えることができました。今では、結婚っていいなって思っています」と声を弾ませた。
◇MC就任時は「おなかが痛くて眠りにつくことができなかった」
「とくダネ!」は「入社試験で、一番やってみたい番組と書いたんです。一つの事件に対していろいろと深掘りしていて、当時の私にとって、いろいろと勉強をさせていただきました」と語る山崎アナ。しかし、MCに就任した当初は「プレッシャーしかありませんでした」と苦笑し、「毎日、おなかが痛くて眠りにつくことができませんでした。これまでエンタメを中心にやってきて、時事や社会的なニュースにシフトしなきゃいけなかった。いろいろ覚えなきゃって肩ひじ張ったり、優秀な“生徒”になろうとしていました。今思えば、良い方に向いているとは思えません」と振り返る。
山崎アナは、共にMCを務める同局の伊藤利尋アナと小倉さんについて「番組をやりながら『どんなことでもフォローしてくれるんだ』ということが分かり、安心感が出てきました」と話し、「私がこういうキャラで、みなさんと得意ジャンルが違うっていうことも受け入れてくれて、最近になって気負わずに自分らしい意見などを言えるようになってきたと思います」と手応えを感じている様子。
◇小倉智昭は「お父さんのような身近な存在」 病院にお見舞いにも
小倉さんは、昨年11月から今年1月の約1カ月半、手術のため休養した。「小倉さんが休養されていた間のプレッシャーはすごかったです。『とくダネ!』は小倉さんが中心となって、さまざまなスタッフさんたちが築いてきた番組。番組のイメージが変わることがあってはならないと。コメンテーターの方たちを含む出演者やスタッフが一丸となって、小倉さんの帰りを待とうという意志を皆さんから感じました」と振り返る。
山崎アナによると「(休養中の)小倉さんは毎日、(番組を)見てくれていたようです。アドバイスとかではなく、『ギョーザ特集、いいな』とか面白い感想をメールで送ってきてくれていました。伊藤アナたちと、病院にお見舞いにも行かせていただいていました。元気な顔を見られてうれしかったですし、手術で体力が落ちたりもしていたと思いますが、復帰したくてしょうがないんだろうなって感じていました」と明かす。
小倉さんは、休養期間の予定は2カ月だったが、約1カ月半で復帰。「(昨年の)年末ぐらいに、復帰が早まるとお聞きし、本当にうれしかったです。ホッとしました」と胸をなで下ろした山崎アナ。小倉さんについて「すごく優しいです。何をしても怒られないだろうなっていう安心感があります。大先輩という感じではなく、お父さんのような身近な存在に感じながら、お仕事をさせていただいています」と楽しそうに話す。
今年4月にはMC就任2年目を迎える。「この1年かけて、なかった知識を人並みにつけることができたと思います。どこかで『私がMCでごめんなさい』っていう思いがあるんです。(2年目は)MCとしてもっと自信を持って、小倉さんに、何を聞かれても大丈夫って思ってもらえるようにしたいと思っています。もうちょっと堂々としたいと思います(笑い)」と目を輝かせていた。