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4月1日から放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」のヒロイン・奥原なつ役の広瀬すずさんが26日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた、“バトンタッチ”セレモニーに役衣装で登場。白いブラウスにブルーの総柄スカートという爽やかな装いで、襟元に巻いたスカーフと、セミロングヘアに合わせたカチューシャがレトロなムードを醸し出していた。
イベントには放送中の朝ドラ「まんぷく」で、ヒロイン・立花福子を演じている安藤サクラさんも出席した。
「なつぞら」は、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。奥原なつは1937年、東京生まれ。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。
「まんぷく」は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。30日に最終回を迎える。