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女優の石原さとみさんが、7月にスタートする連続ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(TBS系、火曜午後10時)で主演を務めることが28日、分かった。フレンチレストランを舞台に繰り広げられるコメディーで、石原さんは「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という己の欲求をかなえるためだけに店を開いた“超変わり者”のオーナー・黒須仮名子を演じ、福士蒼汰さん、志尊淳さんらも出演する。
原作は、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で1999~2003年に連載された佐々木倫子さんのマンガ「Heaven? ご苦楽レストラン」。墓地の中に建つフレンチレストラン「ロワン・ディシー<この世の果て>」を舞台に、風変わりなオーナー・黒須仮名子と個性的な従業員らの間で繰り広げられる“至極のフレンチレストランコメディー”が描かれる。
福士さんは仮名子を支える笑顔が苦手なシェフドラン・伊賀観役、志尊さんは伊賀に憧れる元美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一役で出演するほか、勝村政信さんが牛丼屋の店長を5年務めていた経歴を持つ店長・堤計太郎、段田安則さんが不運の天才シェフ・小澤幸應、岸部一徳さんが元銀行役員のソムリエ・山縣重臣を演じることも発表された。
石原さんは「こんなにもツッコミどころの多い役柄は久しぶりです! その時の気分で本音を言いまくる最高に自由な生物、黒須仮名子をとことん楽しんで演じていきたいと思います。原作ファンの皆様、そしてまだこの原作を読んだことがない方にも、【諦観の笑み】を習得してもらえるよう、頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。
石原さんらキャスト、瀬戸口克陽プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
◇石原さとみさんのコメント
面白くて笑える、今までの“レストランモノ”とは違う視点の原作に、これを実写化したらどうなるんだろう、とワクワクざわざわ(笑い)しながら一瞬で読み終わりました。こんなにもツッコミどころの多い役柄は久しぶりです! その時の気分で本音を言いまくる最高に自由な生物、黒須仮名子をとことん楽しんで演じていきたいと思います。原作ファンの皆様、そしてまだこの原作を読んだことがない方にも、【諦観の笑み】を習得してもらえるよう、頑張りたいと思います。7月の火曜よる10時はぜひ何も考えず、気軽に(笑い)「Heaven?」をお楽しみください!
福士蒼汰さんのコメント
濃いキャラクターがたくさん登場する「Heaven?」ですが、僕が演じさせていただく伊賀観という人物は、さまざまな出来事や人々にことごとく振り回されるので、視聴者の皆さんに近い目線になるのではないかと思います。今は、そんな彼がもしかしたら一番変わっているのでは?などと想像を膨らませながらとても楽しく原作・脚本を読ませていただいています。石原さん演じるオーナー仮名子の言葉が笑えたり、胸に突き刺さったり、言葉の力がある作品でもあると思います。ぜひレストラン経営の一員になったつもりで彼女の声を聞いてみてください。自分もこのドラマに登場する、人・料理・空気を愛してもらえるように演じていきたいと思いますので、毎週火曜は「Heaven?」を楽しんでご覧いただけたら幸いです。
◇志尊淳さんのコメント
原作を読ませていただき、ページをめくればめくるほど、その先に待っている未来が気になり、そして期待をはるかに超える展開が待っていました。この作品がどのようにドラマとして完成するのか、ワクワクが止まりません。この作品で生きられる喜びを噛み締め、皆様に最高の“お料理”を届けられるように努めます。楽しみにしていてください!
◇勝村政信さんのコメント
石原さとみちゃんの二十歳の誕生日。2人でニューヨークのエンパイア・ステート・ビルの屋外展望台で、燃えるような夜景を眺めた。クリスマスイブの摩天楼からの夜景は、この世のものとは思えないくらい美しく、生涯忘れることができない。もちろん番組だが。さとみちゃんの二十歳の誕生日をなぜ僕と迎えることになったのか、いまだに理由はわからない。その時からさとみちゃんを勝手に娘のように思っている。すてきな女優に成長したさとみちゃんにまた会えるのが今から楽しみで仕方がない。
◇瀬戸口克陽プロデューサーのコメント
連載当時から原作の大ファンで、今回ようやく念願がかない、最高のキャスト、心強いスタッフの皆さんと一緒に、“レストランモノ”の常識を覆すこの作品に挑めることに、心からワクワクしています。“王道でありながら予測不能のコメディー”を全力でお届けしますので、ぜひご期待ください。