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歌手で女優の松田聖子さんが3月28日、東京都内で行われた公開中の映画「家族のレシピ」(エリック・クー監督)の公開中舞台あいさつイベントに、主演を務める斎藤工さんとともに登場した。映画に登場する「バクテー」と呼ばれるスープが振る舞われ、壇上で松田さんが味見をすると、斎藤さんは「聖子さんの飲み方が美しくて……」と、松田さんの所作に見とれた様子で「茶道の心得のよう」と評していた。
この日のイベントは、昨年開催されたベルリン国際映画祭の食にまつわる映画の部門「キュリナリー部門」に正式招待された際のスライドを上映しながら進行。斎藤さんは、監督をはじめ、シンガポールの撮影スタッフが全員、松田さんのファンだったことを明かし、松田さんも「最後のシーンが終わった時に、皆さん『サインをください』と言ってきて、びっくりしました」と振り返った。
また松田さんは作品について「素晴らしい監督、エリック・クー監督のもとでみんなで力を合わせてアットホームな環境の中で映画が完成しました。その映画の一部になれたことが幸せなことです。斎藤さんには引っ張ってもらって、本当に優しく助けてくださいました。私はこの映画から、人を許すということ、そして許すことの大切さを学ぶことができました」とアピールした。
映画は、日本のラーメンとシンガポールのバクテーというソウルフードがつなぐ家族愛を描いた物語。斎藤さん演じるラーメン店の店員の主人公が、店主で父親の死をきっかけに、幼い時に亡くした母の地元・シンガポールに旅立ち、バラバラになってしまった家族の絆を取り戻すために奔走する……という展開。劇中には、美食の国シンガポールの名物グルメの数々と、世界的にブームとなっている日本のラーメンが登場する。松田さんはシンガポール在住のフードブロガー・美樹を演じた。