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ゴールデンウイーク注目映画・実写編:「キングダム」「アベンジャーズ/エンドゲーム」など大作が目白押し

 2019年のゴールデンウイークは、人気俳優が多数出演する大作映画が目白押しだ。俳優の山崎賢人さん主演で原泰久さんの人気マンガを実写した映画「キングダム」(佐藤信介監督)、 米マーベル・スタジオ製作の映画「アベンジャーズ」シリーズの最新作「アベンジャーズ/エンドゲーム」(アンソニー・ルッソ監督、ジョー・ルッソ監督)など、オススメの注目作品を紹介する。

 ◇人気マンガがついに実写化 人気俳優が多数出演

 「キングダム」は、06年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中で、コミックスの累計発行部数が3600万部を突破している人気マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信の活躍や、後に始皇帝の名で知られるようになる秦王・政、「奇貨居(お)くべし」の故事で知られる宰相・呂不韋(りょふい)ら英雄たちのドラマを描いている。12年にはテレビアニメも放送された。

 いつか天下の大将軍になることを夢見ていた、戦災孤児の少年の信(山崎さん)と漂(吉沢亮さん)。ある日、漂は王宮へ召し上げられ、2人は別々の道を歩むこととなる。その後、王宮ではクーデターが勃発し、漂は致命傷を負いながらも、信のいる納屋にたどり着く。漂は、血まみれの手で握りしめていた地図を信に託し、息絶える。地図の示す小屋にたどり着いた信の目に飛び込んできたのは、静かにたたずむ漂の姿だった……というストーリー。

 山崎さんと吉沢さんのほかに、長澤まさみさんが楊端和(ようたんわ)役、橋本環奈さんが河了貂(かりょうてん)役、大沢たかおさんが王騎(おうき)役、本郷奏多さんが成キョウ(せいきょう)役、満島真之介さんが壁(へき)役、高嶋政宏さんが昌文君(しょうぶんくん)役、要潤さんが騰(とう)役で出演する。

 ◇超大作の完結編 東京も舞台に?

 「アベンジャーズ/エンドゲーム」はシリーズ第4弾で完結編。前作は最強チーム・アベンジャーズが、最凶最悪の敵・サノスに敗北する衝撃的な結末が話題となった。今作はその後の世界が描かれる。残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちはもう一度集結し、サノスに立ち向かい世界を救うため、最後にして史上最大の戦いに挑む……というストーリー。

 アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーといったシリーズおなじみのヒーローが総出演。ニューヒーローとしてアベンジャーズの救世主キャプテン・マーベルが初登場する。

 監督は「今回のアベンジャーズは日本が舞台になる」と正式に明かしており、公開された最新予告では 東京タワーやレインボーブリッジなどが映り込むシーンもある。圧倒的なクオリティーで描かれてきたシリーズは、どのような結末を迎えるのだろうか……。

 ◇「ポケモン」実写版、映画版「賭ケグルイ」にも注目

 このほか、人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズを、ハリウッドで初めて実写化した映画「名探偵ピカチュウ」(ロブ・レターマン監督、5月3日公開)にも注目だ。18年に発売されたニンテンドー3DS向けゲーム「名探偵ピカチュウ」が原作。父親が事故で亡くなったティムが、名探偵ピカチュウと共に大事件に立ち向かう。予告編が公開されると、見た目は可愛いが、おっさんのような言葉を話すピカチュウの姿が話題になった。

 ピカチュウ以外にもミュウツーや、フシギダネ、リザードン、コダックなど、おなじみのポケモンたちが続々登場。ヨシダ警部補役で渡辺謙さんが出演しているほか、日本語吹き替え版の声優を竹内涼真さん、飯豊まりえさんが担当する。

 女優の浜辺美波さん主演の映画「映画 賭ケグルイ」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督、5月3日公開)にも注目だ。原作はマンガ誌「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)で14年3月から連載中の河本ほむらさん原作、尚村透さん画のマンガ。勉強や運動ではなく駆け引き、読心術、勝負強さなどギャンブルの強さが全てを決める私立百花王学園を舞台に、謎多き転校生・蛇喰夢子の登場で、学園の階級制度に異変が起こり……というストーリー。

 テレビドラマの第1期が18年1月期に放送され、第2期が19年春に放送される。テレビアニメ化もされている。高杉真宙さん、森川葵さんら第1期メンバーに、池田エライザさん、松村沙友理さんら第2期から加入したメンバーも出演。宮沢氷魚さんや伊藤万理華さん、福原遥さんらも新たに参加する。

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