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BOYS AND MEN:田村侑久が“代名詞”チラシ配りの極意語る 「せめぎ合いが楽しい」

 男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)が大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開催されている、オランダの画家フェルメールの展覧会「フェルメール展」の「カンテレ宣伝キャプテン」に就任し28日、同所で任命式とウエルカムセレモニーに出席。セレモニーではメンバーが来場者に、同展のフライヤー(チラシ)を手渡しした。同ユニットは2010年の結成当初から、知名度を上げるために街でチラシ配りをしており、中でも趣味・特技に「チラシ配り」と記すほど、チラシ配りが“代名詞”となっている田村侑久(ゆきひさ)さんは、セレモニー後にその極意を語り、「せめぎ合いが楽しいんですよ」と笑顔を見せた。

 田村さんは「今日はフェルメール展に興味がある方ばかりだったので、(チラシを)絶対もらってもらえましたが……」と振り返りながら、「もしも、もらってもらえないときは、基本的に横から渡すのは良くないので、真正面から。それも距離感が大事なんです。そして満面の笑み。いきなり配らず『なんだ? この子、バカな子だな』と思ってもらえたら、僕の勝ちです!」と明かした。

 さらに「実はこれ、100パターンのあるうちの一つ」と言い、「ほかにも『ボイメンって知ってますか?』と言いながら、じりじりと下がって、相手との距離を一定に保つというのもある。このせめぎ合いが楽しいんですよ」「究極はチラシを落とすパターン。拾ってもらって、そのままあげてしまうというね。それと、このエリアは配っていいところなのかを把握するのも、チラシ配りでは大切なことなんです!」と笑顔を交えて、次々と極意を明かしていた。

 この日は、田村さんと、同ユニットリーダーの水野勝さん、辻本達規(たつのり)さん、小林豊さんの4人が活動拠点の名古屋から、始発の新幹線に乗って同所へ駆けつけた。同展も鑑賞し、小林さんは展示作品の「恋文」が気に入ったといい「絵の世界にいるような気持ちになって、タイトルにもキュンとなりました!」とにっこり。初期の宗教画「マルタとマリアの家のキリスト」がお気に入りだという辻本さんは「何気ない日常を切り取っていてすごい。その時代を生きた感覚になりました」と感激した様子を見せていた。

 同展は東京と大阪で開催され、大阪市立美術館では「手紙を書く婦人と召使い」など6作品を展示している。最終日の5月12日までは開館時間を1時間繰り上げ、午前8時半に開館する。入場は午後4時半まで。無休。

 またカンテレの深夜バラエティー番組「ピーコ&兵動のピーチケパーチケ」(関西ローカル、水曜深夜1時25分)の5月1、8日の放送では、田村さん、小林さんと同ユニットの本田剛文さんが同展を楽しむ様子が放送される。

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