梨花：出産ビデオで独自の子育て　「誕生日にみんなで見る」

　モデルの梨花さんが、母親たちの憧れや目標となる人を表彰する「第12回ベストマザー賞2019」の文化部門で受賞し、10日、東京都内で開催された、授賞式に出席。7歳の男児の母親である梨花さんは、「息子が5歳の誕生日の頃から、誕生日に毎年やることで、出産時のビデオをみんなで見るんです。息子が、私が苦しんでいたり、痛がっているシーンを見ると、優しくしてくれるようになった気がします」と独自の子育て論を語った。

　梨花さんは続けて「何かあると（息子が）『僕たち一つだったんだよね』と言って、いろんなことを乗り越えらています。彼の人生が少しずつ始まって、巣立っていく日が来るとシミュレーションしながら、1日1日をかみしめながら生きています」と語っていた。

　同賞は、日本マザーズ協会が2008年から毎年選出しており、今回で12回目。全国の母親の投票によって、受賞者を選出する。芸能部門で女優の吉瀬美智子さん、スポーツ部門でロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫さん、文芸部門で小説家の辻村深月さん、経済部門でファッションエディターでブランディングプロデューサーの小脇美里さんが選ばれた。