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菜々緒:「インハンド」牧野役は薄メークがポイント 装いは「柄もの」がカギに

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)。女優の菜々緒さんが演じるクールでやり手な内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(まきの・ともえ)の、きちんと感がありつつ女性らしさも感じさせる“お仕事ファッション”が話題だ。菜々緒さんに、牧野のメークやファッションについて聞いた。

 牧野は、これまでの菜々緒さんの悪女のイメージを覆すキャラクター。メークについて菜々緒さんは「悪女をやったりするときは、どうしても濃くしていくイメージが、自分の中である」と言い、「強く見せようとすると自然と濃くなるんですよ!」と笑う。今回は「悪女との振り幅を作りたいと思った」ことから、「今までで一番メークが薄いですね。全体的に薄くしているというところのこだわりが、すごく強いかな」と明かした。

 またファッションについては「原作の牧野は絶対、柄を着る。なので、どこかに柄もののアイテムがある感じにしてもらっていました」と語る。ベースは黒スーツやベージュのジャケットなどシンプルながら、赤のストライプ柄のボウタイブラウス、鮮やかなオレンジの柄スカーフなどを加えることで「シックになりすぎずに華やかさが出る」というこだわりがある。

 さらに「(牧野は)海外帰り(という設定)だから、きちんとした着こなしだけじゃなくて、ちょっと外した(おしゃれな)ファッションができるんじゃないかなと思った。パンツスタイルだけでなく、スカートも履く」と役柄の設定からもコーディネートのヒントを得ている。

 24日に放送される第7話では、牧野の母親としての顔がフューチャーされることから、その装いにも注目だ。

 ドラマは、朱戸アオさんがマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の同名マンガが原作。右手に黒いロボットハンドのような義手を装着した、人嫌いでドS、変人で天才の科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)が、次々と巻き起こる難事件を、あっと驚く科学的な方法で鮮やかに解決していくミステリー。

 第7話は、牧野に生まれつき免疫に欠陥があるPID(原発性免疫不全症候群)で入院している美香(吉澤梨里花ちゃん)という娘がいることが分かり、紐倉(山下さん)はPIDの有効な治療法を研究するため、元上司の福山(時任三郎さん)に協力を仰ぐ……と展開する。

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