女性ファッション誌「CanCam」8月号の通常号表紙ビジュアル
人気グループ「BTS」が表紙を飾った女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)8月号が6月22日の発売からわずか4日で完売し、反響の大きさから急きょ重版が決定したことが分かった。CanCam本誌は過去5年間で最高の部数を記録(前号比2倍以上、実売数3倍以上)。発売4日での重版は同誌初だという。重版版は7月上旬に書店に並ぶ予定。
BTSが日本の雑誌の表紙に登場するのは約1年ぶりで、同誌の表紙に登場するのは今回が初めて。誌面では「BTSと過ごす最高の夏休み」をテーマに、同グループを22ページにわたって特集している。
同号はBTSが表紙に登場することが発表された約1カ月前から注文が殺到し、予約分だけで完売。日本だけでなく海外からも多くの注文があったため発売前に増刷が決定。表紙のロゴ色が異なる増刊版(通常ロゴはピンク、増刊はラベンダー)も発売したが、こちらも発売前に完売し、入手できないファンの間で22日発売の通常号への期待が高まっていた。
だが、発売と同時にファンの間では「CanCamがない!」という大量のツイートが駆け巡り、BTS人気を見越して通常の10倍の数を並べて対応したという書店でも発売4日目には完売状態。国内の大型書店では軒並み90%を超える売上率で、反響は海外にも波及。ツイッターには英語、スペイン語、アラビア語、トルコ語など、さまざまな国の言葉で「CanCamが欲しい!」という声が寄せられ、海外の書店からも注文が殺到しているという。
また、24日からJR渋谷駅に掲出しているBTS×CanCamのポスターイベントには、大勢のファンが押しかけ、記念撮影をするなど、常時盛り上がりを見せているという。