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7月19日公開の映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」(川崎拓也監督、平牧和彦監督)に出演している女優の山本舞香さん。映画は人肉を食らう怪人・喰種(グール)が潜む街・東京を舞台に、喰種の葛藤や喰種同士の戦いを描いたバトルアクション。山本さんは俳優の窪田正孝さん演じる金木研(カネキ)と同じ喫茶店で働く喰種の霧嶋董香(トーカ)役を演じている。山本さんに、多忙な日々を過ごす中での息抜きの仕方や女性が輝く秘訣(ひけつ)、10年後の自分像などを聞いた。
◇海外ドラマにハマり中 美・健康で大事なのは「寝ること」 アクションとドラマが詰め込まれた今作。主要キャラクターのトーカを演じる山本さんは「どうやって撮影するんだろう、というワクワク感が大きかったです」と撮影前の心境を明かす。演じる上で「自分なりに前作とは違うトーカを作ろうと思っていました」と山本さん。トーカは喰種だが「基本的に、普通の人間を演じているって感覚なんです」といい、「『人間を食べる』という言葉が出てくれば、自分も喰種なんだという感覚になるけど、そういう深刻なシーン以外は、普通の人間と変わらない人物として演じていたかもしれません」と説明する。
カネキとトーカの特訓シーンは「3日ぐらいかけて撮った」という山本さん。撮影の合間に情報番組「王様のブランチ」(TBS系)の生放送に駆けつけるなど多忙な日々を過ごした。映画の撮影期間はもちろん、普段から忙しいスケジュールをこなす中、オフの日はどのように息抜きをしているのだろうか。「基本、家にいるかな。(動画配信サイト)Netflixで海外ドラマを見たりしていますね。海外ドラマを見ているとハマッちゃって、止まらなくなっちゃいます(笑い)」と笑顔で明かす。
多忙を極める日々だが、「寝ないと顔が疲れちゃうし、頭も回らないから、睡眠は結構大事にしています」と山本さん。「グダグダしている時間って、本当に幸せなんですよ」と笑う。美容面で気をつけていることは「保湿は必ずやっています。髪の毛も、トリートメントしたりケアはしていますね。これといって何かを食べているとか、何かをしているということはなく、基礎的なことしかしていないんですが」と語る。
◇10年後は「絶対、結婚していたい」 女性が輝く秘訣は…
そんな山本さんに、女性が輝く秘訣を聞くと、山本さんは「みんな『恋をすると輝く』とか言いますけど、そんなことなくて(笑い)。恋をすると、絶対つらいことがあるから。それで自分が壊れちゃうこともあるだろうし」といい、「恋とかじゃなくて、自分のやりたいことに没頭している時の表情とかはすてきだと思います」と回答。「私もできていないんですけど……自分一人で楽しめるとか、自分の魅力を自分で見つけられることが大切なんじゃないかなと最近、思います」と話す。
そう語る山本さんに、現在没頭していることを聞くと「ないんですよ、それが(笑い)」と率直に明かし、「だから、それをしている人を見ていると、なんか美しい、と思うんです」と話す。
最後に、10年後の自分像を聞いてみると「絶対、結婚していたい。子供は欲しいので。家族は10年後は作っていたいなと思います」とプライベートの未来像を明かす。続けて、「もっともっと勉強して、現場をまとめられる人になっていたいなと思います」と女優としての目標も語った。
「東京喰種」シリーズは、人肉を食らう怪人・喰種をテーマにした石田スイさんの人気マンガで、2011~14年にマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載され、2014年から始まった新章「東京喰種 トーキョーグール:re」が2018年7月に完結した。2017年の実写映画の続編となる「東京喰種 トーキョーグール【S】」は、喰種が潜む街・東京が舞台。ある事件をきっかけに半喰種となってしまった大学生の金木研(カネキ、窪田さん)は、喫茶店「あんていく」に身を寄せ、霧嶋董香(山本さん)らと共に生活をしていた。そんな中、美食家(グルメ)と呼ばれる喰種・月山習(松田翔太さん)があんていくを訪れる。月山はカネキのにおいに興味を持ち、彼をグールレストランに誘い出す……というストーリー。
<プロフィル> やまもと・まいか 1997年10月生まれ、鳥取県出身。2011年、蒼井優さんや夏帆さん、川口春奈さんらに続き「三井のリハウス」CMに起用され、同年の7月期ドラマ「それでも、生きてゆく」(フジテレビ系)で女優デビュー。2015年末にはJR東日本「JR SKISKI」キャンペーンCMのヒロインに抜てきされ、2016年に初主演映画「桜ノ雨」が公開。そのほか映画「暗殺教室」(2015年)、「暗殺教室~卒業編~」(2016年)、「ひるなかの流星」(2017年)ほか話題作に多数出演している。