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8月1日に44歳の誕生日を迎えた女優の米倉涼子さんのサプライズ誕生日祝いが同日、オリックス劇場(大阪市西区)で初日を迎えた米倉さん主演のブロードウエーミュージカル「シカゴ」の凱旋公演の舞台裏で行われた。共演するピーター・ロッキアーさんから「ハッピーバースデー!」の掛け声と共にバラの花束を受け取った米倉さんは「誕生日なんて忘れてた」と驚き、同ミュージカルの本拠地、ブロードウェーのアンバサダー劇場を模したケーキが運ばれると「すてきー!」と喜びの声を上げた。
その後、舞台で“相棒”を務めるアムラ・フェイ・ライトさんから「誕生日楽しんで」と声をかけられた米倉さんは、キャンドルの火を消そうとするも、なかなか消えずに苦笑い。すかさずピーターさんとアムラさんが助けに入り、3人で仲良くキャンドルを吹き消した。
7月31日には、米倉さんが歌う同ミュージカルのナンバー「ロキシー」が世界120カ国以上で配信されており、米倉さんは「なぜ私がという感じで、 いまだに信じられません」と恐縮。「日本公演も精いっぱいがんばります!」と意気込んだ。
「シカゴ」は1997年に初演され、 世界36カ国、 500都市以上、12言語で上演されている人気作。実話に基づいた2人の“悪女”によるシンデレラ・ストーリー。米倉さんはブロードウエー公演で3度、主演し、ロキシー・ハートを演じた。ロッキアーさんは悪徳敏腕弁護士のビリー・フリン、ライトさんはヴェルマ・ケリーを演じる。
上演はオリックス劇場で4日まで。東急シアターオーブ(東京都渋谷区)で7~18日に上演される。