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竹内まりや:中森明菜の曲作り中に「子供が泣き出して…」 30代の仕事と子育て振り返る

 デビュー40年を迎えたミュージシャンの竹内まりやさんが、8月28日に発売される女性ファッション誌「Oggi」(小学館)10月号に登場することが23日、明らかになった。竹内さんが同誌に登場するのは初めてで、歌手の中森明菜さんに曲を作った際を「子供が泣き出して……」と振り返る。

 竹内さんは8ページにわたって登場。インタビューで、30代の働く女性に向けたメッセージを語るほか、曲作りや、女性のかっこよさ、今年で37年目となる山下達郎さんとの結婚生活などを語る。

 23歳で歌手デビューし“シンガーソング専業主婦”という独自のスタンスで音楽活動を続けてきた竹内さんは20代を「芸能的な活動も多く、自由な時間もなくスケジュールが埋まっていく毎日、好きなはずの音楽へのモチベーションも失いかけていた」と回顧。27歳で山下さんと結婚し、30代は家庭を優先しながらほかのアーティストに曲を提供しつつ、自らも歌手としてヒット曲を出し続けてきた。育児をしながら最も多くの曲を作った時期で「進むべき道が決まった実りある10年」だったと話している。

 また当時の状況について「たとえば、中森明菜さんに『駅』という曲を作ったときには、駅での切ないラブストーリーを頭で組み立てながらボルテージが上がってきて……。と、そうしている最中に子供が泣き出して、現実に戻る。そして子供を寝かしつけたらまた、『駅』の世界に戻って……」と述懐しつつ、「とても楽しいことでした」と振り返っている。

 9月2日から東京都内の5駅で竹内さんの大型ポスターが掲出される。  

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