ミス・ワールド2019：16歳の日本代表・世良マリカさん　目標はローラのような「発信力あるモデル」

　「ミス・ワールド2019」の日本代表選考会が8月27日、東京都内で行われ、日本代表に選ばれた高校2年生の世良（せら）マリカさん（16）が、大会後に取材に応じた。将来の目標を聞かれると「事務所に所属し、ちょうど1年前ぐらいからモデル活動をしているのですが、将来はモデルとして活躍したい」と声を弾ませ、「目標はローラさん。（SNSで）世界の問題を発信しているので、発信力があるモデルさんになりたい」と言葉に力を込めていた。

　世良さんは2002年11月16日生まれ。身長は159センチ。今回のファイナリスト30人の中で、最年少でのグランプリ獲得となり「とてもうれしいです」と喜びながら「責任を感じます」と気を引き締めていた。選考会の自己PRでは、日本代表に選ばれたら世界の問題を知ってもらえる機会を作ることや、「5年後、10年後に後悔させません」とアピールをして会場をどよめかせており、勝因を聞かれると「最後の演説もそうだけど、世界に行きたいという強い気持ちがあったからだと思います」と分析した。

　夏休みの宿題について聞かれると「きょうから学校なのですが、提出期限が先のものは、まだ。しっかり終わらせたいと思います」と、高校生らしい一面も見せた。同級生たちは、世良さんが「ミス・ワールド2019」の日本大会に出場していたことを知っているといい「応援してくれていました。応援してくれた子たちに（グランプリ獲得を）報告したいです」と語っていた。世良さんは、11月20日からイギリスで開催される世界大会に出場する。

　準ミス・ワールド日本代表には、「林先生の初耳学」（MBS・TBS系）の人気コーナー「アンミカ先生が教えるパリコレ学」に出演していたモデルの岩瀬マイラさん（22）、埼玉県出身で獨協大学3年生の矢部みゆきさん（20）、埼玉県出身で医師の坂入（さかいり）みずきさん（26）が選ばれた。