斉藤由貴：レトロムードな黒ワンピでエレガントに　スリットから品良く脚見せ

　女優の斉藤由貴さんが9月15日、東京都内で行われた、染谷将太さん主演の映画「最初の晩餐」（常盤司郎監督、11月1日公開）の完成披露上映会に登場した。カラフルな花が描かれた黒いワンピースのスリットから品良く脚を見せた、大人フェミニンな装いだった。

　ワンピースは、首元から裾にかけてあしらわれたセンターのフリルがエレガントな印象。プチハイネックや袖に並んだボタンが、レトロなムードも漂わせていた。すっきりとまとめたアップヘア、耳元にはパール×ゴールドのリーフ形ピアスで上品さをプラス。足元に合わせたグリーンのパンプス、カーキのネイルで秋を演出していた。

　イベントには、染谷さん、戸田恵梨香さん、永瀬正敏さん、常盤監督も登場した。

　映画は、父親の遺言で目玉焼きから始まる通夜振る舞いを通じて、家族を取り戻す様子を、過去と現在を交えて描く。父の日登志（永瀬さん）が亡くなり、カメラマンの東麟太郎（染谷さん）は葬儀のため帰郷する。通夜の準備中、母のアキコ（斉藤さん）が通夜振る舞いの弁当をキャンセルし、目玉焼きを作り始める。麟太郎や姉の美也子（戸田さん）らが戸惑う中、次々と運ばれてくるのは父が遺したノートを基にした思い出の料理だった。父との時間がよみがえり、次第に家族も知らなかった秘密が浮き彫りになる。通夜振る舞いが終わりに近づいた頃、15年ぶりに兄のシュン（窪塚洋介さん）が帰ってきて……というストーリー。