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西山茉希:CanCamモデル時代の苦悩明かす デビュー15年で涙も…

 モデルの西山茉希さんが10月10日、東京都内で行われたフェースマスク「私のきれい日記」発売15周年記念イベントに登場した。商品と同じく今年、芸能界デビュー15周年を迎える西山さんは、女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)専属モデル時代のエピソードや、15年間を振り返っての思いなどを語った。

 西山さんは1985年11月16日生まれ。2004年に芸能界デビューし、ファッションモデル、タレントとして活動。2005年から「CanCam」の専属モデルとして人気を博し、同誌卒業後は、女性ファッション誌「GINGER(ジンジャー)」(幻冬舎)のレギュラーモデルを務めた。

 銀座駅の改札で迷子になっていたところをスカウトされたといい、「CanCam」の専属モデルとなってから約1カ月で表紙に抜てきされるなど躍進を見せたものの、「高校の頃は古着にはまっていて、正直『CanCam』のような女性誌をあまり読んだことがなかったので、未知の世界に最初は戸惑いました」と振り返った。

 さらに、「撮影の時は緊張してしまうので、地元の友達を思い浮かべてカメラに向かっていました」と初々しいエピソードを告白。また、当時は“笑顔担当”とされていたそうで「笑うってなんだろう、と分からなくなる時期もありました」と当時の苦悩を明かしていた。

 プライベートでは2013年6月に俳優の早乙女太一さんと結婚し、2013年に長女、2016年に第2子を出産。6年間の結婚生活を経て、今年6月26日に離婚した西山さん。出産後は育児と仕事の両立に悩むことも多かったといい、「ある時インスタグラムで『しんどい』と吐き出してみたら、たくさんの共感の声をもらって救われた。切り替えられたのはインスタグラムのおかげです」と感謝した。

 また、イベントでは「今一番感謝したい人は誰か」という質問もあり、西山さんは虹のイラストとともに「家族」と書いたフリップを披露。「デビュー当時からずっと支え続けてくれてる両親、兄弟にとても感謝しています。西山家でなければ、ここまで続けられなかったかもしれない」と家族への思いを告白。さらに、改めて15年間を振り返った現在の心境を聞かれると、「やってきて良かった。新潟から出てきて、こんなにも東京での生活を好きになれると思わなかった。うれしいです」と涙ながらに語っていた。

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