今週のファッションチェック：石田ゆり子、天海祐希が秋ワンピ　戸田恵梨香、松下奈緒、木村文乃、中山美穂が美脚見せ　後編

　1週間の女性有名人のファッションを紹介する「今週のファッションチェック」。今回（11月12～18日）は、石田ゆり子さん、天海祐希さん、長谷川京子さん、安達祐実さん、酒井若菜さん、八木アリサさん、馬場ふみかさん、大場美奈さん、吉高由里子さん、戸田恵梨香さん、蒼井優さん、松下奈緒さん、冨永愛さん、木村文乃さん、中山美穂さん、Nikiさんらが華やかなファッションで登場した。前後編で取り上げる。

　石田さんは11月13日、東京都内で行われた公開中の映画「マチネの終わりに」（西谷弘監督）の公開舞台あいさつに、チュール素材の黒ワンピース姿で登場した。ワンピースはふんわりとしたシルエットで、ウエストを太ベルトでマークしてスタイルアップし、辛口な印象もプラス。レースが施されたシースルーの袖からほんのり美肌ものぞかせていた。メークはヌードカラーのリップで上品に仕上げていた。

　天海さんは11月17日、湾岸スタジオ（東京都江東区）で開催された、11月18日からフジテレビ系で1週間展開される「サザエさんウィーク」の発表会に登場。真っ赤な総柄ワンピースに、黒いパンプスを合わせた、上品でシンプルな着こなしだった。天海さんは“20年後の磯野家”をオリジナルストーリーで描くスペシャルドラマ「磯野家の人々～20年後のサザエさん～」（24日午後8時放送）で主演し、サザエさん役を務める。

　長谷川さんが、自分の信念を曲げずに物事を成し遂げる“異端児”（マーベリック）な著名人に贈られる賞「The Mavericks of（ザ マーベリック オブ）2019」に俳優部門で選出され、14日、東京都内で行われたブラックカーペットイベントと授賞式に出席。米国発のファッションブランド「Brooks Brothers（ブルックス・ブラザーズ）」のスタイリッシュなパンツスーツに、黒いインナーを合わせて胸元を見せた女性らしい着こなしで、大人の魅力を振りまいた。スーツは、ネービー×白のストライプ柄がマニッシュな雰囲気。異素材を組み合わせた黒いピンヒールパンプスを合わせていた。パールやビジューのアクセサリー、赤いネイルでコーディネートを格上げし、無造作なウエーブヘアでこなれ感を演出していた。

　安達さんは11月14日、山野美容専門学校（東京都渋谷区）で開催された、映画「ゾンビランド：ダブルタップ」（ルーベン・フライシャー監督、22日公開）のイベントに登場。ピンクのコーデュロイジャケットとパンツのセットアップに、レースのインナーを合わせた大人カジュアルな装いで、足元は色味の異なるピンクの厚底シューズだった。

　酒井さんと八木さんは11月12日、東京都内で行われた、橋本環奈さんとダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さんのダブル主演映画「午前0時、キスしに来てよ」（新城毅彦監督、12月6日公開）のリアル・シンデレライベントと完成披露舞台あいさつに登場。酒井さんは大胆に肩を見せた長袖のティアードドレスを着こなし、大人の魅力を振りまいていた。ドレスは、オープンショルダーと呼ばれる肩開きデザインで、シルバーとブルーの個性的な柄が印象的だった。ショートヘアに赤いリップ、プレートピアスを着け、クールさをプラスしていた。

　女性ファッション誌「ViVi（ヴィヴィ）」（講談社）の専属モデルを務める八木さんは抜群のスタイルが際立つマーメードラインの青いドレス姿で、美しいデコルテも見せていた。キラキラ感のあるパンプスを合わせてゴージャスなムードを演出。すっきりと束ねたポニーテール、耳元や首元には、品の良い華奢（きゃしゃ）なジュエリーが輝いていた。

　女性ファッション誌「non･no（ノンノ）」（集英社）の専属モデルで女優の馬場さんは11月17日、福家書店新宿サブナード店（東京都新宿区）で初の紀行本「ばばたび」（集英社）の発売記念イベントを開催。白いTシャツに、ファッションブランド「FENDI（フェンディ）」のロゴが全体にあしらわれた黒いショートジャケットとスカートを合わせた、大人カジュアルな装いで登場した。ジャケットの後ろには大きなリボンが付いており、“襟抜き”で羽織ってトレンド感も演出。ロゴが並んだ白いソックスとベージュやブラウンのストラップが特徴的なキラキラ感のあるサンダルを合わせ、髪はすっきりと束ね、「F」の字が目を引くフープイヤリングをコーディネートのアクセントにしていた。

　アイドルグループ「SKE48」の大場美奈さんが11月16日、東京都内で行われた、玉城ティナさんの主演映画「地獄少女」（白石晃士監督）の公開記念舞台あいさつに登場。胸元から肩、背中にかけて大きなフリルが付いたブラウス、中央と裾にフリルがあしらわれたロングスカートを着こなした、個性的かつキュートな装いだった。キラキラ感のあるシルバーのソックス、白ソールで厚底の黒いシューズを合わせてマニッシュに。顔周りの髪を残したポニーテールで爽やかに仕上げ、パールやストーンが付いた大ぶりのイヤリングを着こなしのアクセントにしていた。

　吉高さんは11月14日、ファッションブランド「LOEWE（ロエベ）」の旗艦店「CASA LOEWE Tokyo（カサ・ロエベ・トーキョー）」（東京都中央区）で行われた同店のオープニングセレモニーに出席。同ブランドのクリスマスコレクションの真っ赤なドレスを身にまとった、大人可愛い装いだった。ドレスは、光沢のある素材や透け感のある素材が組み合わされ、ポンチョのような大きなスリーブとふんわり広がった裾が大人可愛いデザイン。足元は、黒いショートソックスとブーティーを合わせて、シンプルかつマニッシュに。同ブランドのブラウンのバッグ、黄と緑のストーンが付いたリングをコーディネートのアクセントにしていた。

　戸田さんは11月12日、大阪・道頓堀の「グリコサイン」の看板前で行われた江崎グリコの食品ブランド「SUNAO」の「世界糖尿病デー」応援イベントに登場。同ブランドのアンバサダーを務める戸田さんは、「世界糖尿病デー」のシンボルマーク「ブルーサークル」に合わせたような、鮮やかなブルーのミモレ丈ワンピースですらりとした美脚を見せていた。ドレスは、前身頃の中央に入ったラインや、プリーツのスカートが上品なデザイン。華奢（きゃしゃ）なストラップのシルバーのサンダルを合わせ、シルバーアクセサリーをさりげなく着けた、シンプルな大人の着こなしだった。

　蒼井さんは11月17日、中央大学・多摩キャンパス（東京都八王子市）で行われた「第11回TAMA映画賞」の授賞式に出席した。ハイネックの黒のオーガンジードレスにグリーンのベルトのついたニットを組み合わせた、シックで個性的な装いだった。ドレスはハイネックで、袖や背中からほんのり美肌をのぞかせていた。ロングヘアをポニーテールですっきりまとめ、小ぶりのピアスとピンクリップでナチュラルに仕上げていた。

　松下さんは11月16日、東京都内で行われた映画「エンジェルサイン」（北条司総監督）の舞台あいさつに登場。ノースリーブで膝丈のシンプルな黒いワンピースに、光沢のある黒いパンプスを合わせた大人のブラックコーデで、すらりとした美脚を見せていた。ワンピースは、Vネックの襟とラメ感のあるツイードのスカートがシックな雰囲気。腕にはシルバーカラーのバングル、耳元にはフープイヤリングを着けて、上品な着こなしに仕上げていた。

　冨永さんは11月17日、大阪・梅田の百貨店「阪急うめだ本店」で開催されたファッションの祭典「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT OSAKA in うめだ阪急＆阪急メンズ大阪」のオープニングセレモニーに、ベアトップのロングドレス姿で登場した。ドレスはトップスがベロア調、スカート部分がドット柄で、ベルトのゴールドの金具がアクセント。スカートは裾の一部をまくり上げたようなデザインになっており、美脚をのぞかせていた。ノーアクセサリーでまとめ、クールに着こなしていた。

　木村さんは11月14日、東京都内で行われた、17日スタートのWOWOWの連続ドラマ「殺人分析班」シリーズの最新作「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」（WOWOWプライム、日曜午後10時）の完成披露試写会に登場。今作のポスタービジュアルで描かれているチョウの青色をイメージしたという鮮やかな青のワンピースを着こなしていた。ワンピースは大胆なフィッシュテールスカートが目を引くデザインで、黒いストッキングをはいた美脚を見せ、スエード風のショートブーツが秋ムードだった。存在感のあるイヤリングやリングで個性をプラスしていた。

　中山さんは11月14日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた、同局のドラマ「Wの悲劇」（23日午後9時、NHK・BSプレミアム）の会見に、深いVネックの黒いタイトなワンピース姿で出席。スリットから美脚をのぞかせ、大人の魅力を振りまいた。ワンピースは、ヒダを重ねてドレープを出したカウルスリーブや、ウエストをちら見せするレースが特徴的。足元に合わせたエナメル調の黒いピンヒールパンプス、パール系のイヤリングでエレガントな雰囲気を漂わせていた。

　リアリティー番組「テラスハウス アロハ ステート」に出演し、“テラハ史上No.1美女”と話題になったモデルのNikiさんが11月16日、東京都内でセカンド写真集「ニキには？」（講談社、2500円・税抜き）の刊行記念サイン本お渡し会を行い、ワンショルダーで超ミニ丈の黒いワンピース姿で、すらりとした脚と美肌を披露した。ヒールがクリアになった黒いショートブーツでシンプルにまとめていた。シルバーのワンカラーネイル、華奢（きゃしゃ）な一粒石のネックレスやリングがコーディネートを格上げしていた。