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浜辺美波:「自立した女性になりたい」 来年20歳…和装の結婚式に憧れも

 女優の浜辺美波さん(19)が「京都きもの友禅」の最新振り袖カタログで、明治から令和まで五つの時代をイメージした振り袖を着用した姿を披露している。20歳を迎える2020年に向けて、「ちゃんと自立した女性になりたい」「お着物が似合う女性になりたい」という浜辺さん。高校を卒業して女優業に専念した2019年の充実ぶりや、着物にまつわる家族との絆、和装での結婚式の憧れなどについて聞いた。

 ◇時間に余裕「心が豊かに」 両親への感謝も感じた1年

 浜辺さんは2000年8月29日生まれ。石川県出身。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し、芸能界入り。今年3月に高校を卒業し、女優業に専念した。生活については「学業に充てていた時間を、自分の時間に費やせることができるようになりました」と変化を明かし「映画を見たり、外出をしたりとリフレッシュする時間が増えて、余裕も出たことから、心が豊かになったような気がします」とにっこり。

 2019年は、主演連続ドラマ「賭(か)ケグルイ」(MBS・TBS系)の劇場版「映画 賭ケグルイ」、映画「アルキメデスの大戦」、「屍人荘の殺人」のほか、ドラマ2本にも出演。これまでの活動の中で、転機になった作品について聞くと「『賭ケグルイ』です。同世代の俳優さんたちと共演して刺激になりました。英勉(はなぶさ・つとむ)監督からも『もっとできる!』って背中を押してもらいました。やっていて反省だけではなく、いろいろなことを試すことができた作品でした」と、充実した表情を見せる。

 今年1月には家族で旅行にも行ったそうで、「今までできなかった親孝行がやっとできました」と明かし、「それに、一人暮らしを始めてから1年ぐらいたち、両親のありがたみを感じました」としみじみ。来年はいよいよ大人の仲間入りを果たすが、20代の憧れの女性像についても質問すると、「ちゃんと自立した女性になりたい」ときっぱり。「ちゃんと身の回りのことができるようにしたいです。保険証やパスポートの更新とか、母に任せてしまったりすることがあるので、そういうことが一人でできるようになりたいです」と照れ笑いで明かした。

 ◇美しい着物に「ワクワク」 成人式で着たいのは…

 今年7月には、浜辺さんが明治、大正、昭和、平成、令和をイメージした振り袖姿を披露した京都きもの友禅新CM「変わらない美しさ篇」が放送され話題に。「祖父母から『可愛い着物を着ているね』って、連絡がありました(笑い)。いろいろな世代の方に見ていただけているようで、すごくうれしいです」と笑顔で話す。

 今回のカタログでは「CMとはまた違った五つの時代の着物とヘアスタイル、メーク」になっているそう。お気に入りは「令和」で「一番可愛いと素直に思ってしまう着物とメーク。自分の成人式も、こういうふうにしたい」と声を弾ませる。

 着物を着ると「姿勢だったり、指の先まで意識を配らないといけませんが、この美しい着物たちを何回も着させていただけるというのは女性としてすごくワクワクします」と目を輝かせていた。

◇祖母との約束 「お着物がちゃんと似合う女性になりたい」

 そんな着物への思い入れを聞くと、「私が15歳くらいのときに、祖母が、いつかちゃんと着物を着られるようにって、二十歳のお祝いなのか、嫁入り道具としてなのかは分かりませんが、着物を買ってくれる約束をしてくれた」と明かす。「それまでに、お着物がちゃんと似合う女性になりたいなって思っています」と笑みを浮かべる。

 和装での結婚式への憧れを質問すると「まだ、結婚式には1度しか参加したことがありませんが、その結婚式では(花嫁が)白無垢(むく)とドレスの両方を着ていて、美しかった」とうっとり。「そのイメージがすごく強いので、私もドレスだけではなく、和装も着てみたいなって思っています」と思いをはせていた。

 「京都きもの友禅」の最新カタログは12月25日から資料請求が可能。浜辺さんは「『私ならこういうのが良いな』とか、ウキウキ想像しながら、着物を選んでもらえるとうれしいです」と呼びかけていた。

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