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小芝風花:2020年は仕事もプライベートも「楽」な1年に 映画や猟奇的な役にも意欲

 女優の小芝風花さん(22)が晴れ着姿でインタビューに応じた。2020年をどんな年にしたいか、漢字で表現してもらうと「楽しいの『楽』です。お仕事もプライベートも『すごい楽しかった』と思える1年にしたい」と即答し、「ご縁があれば映画に出演したい」と目標を語った小芝さんに、今年挑戦してみたい役どころについて聞いた。

 この日は所属事務所「オスカープロモーション」の晴れ着撮影会で、ブルーと水色を基調に可愛らしいねじ梅が描かれた振り袖を着こなしていた小芝さん。晴れ着撮影会へ参加するのは9回目で、「実は、青色の着物を着るのは今回が初めてなんです」と明かし、「シックで古典的な柄ですが、可愛らしさもある、すごくすてきな着物を着られてうれしいです」と晴れやかな笑顔を見せた。

 2019年は、NHKの主演連続ドラマ「トクサツガガガ」で話題を集めたほか、ドラマ「パラレル東京」(NHK)でのアナウンサー役や、「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系)での漫才師役など、幅広い役柄に挑戦。「いろいろな役をやらせていただき、幅が広がりました。今までも役とはしっかり向き合ってきたつもりでしたが、いろいろな意味で真摯(しんし)に作品や役に向き合っていかないといけないなと強く感じた年でした」と振り返る。

 なかでも、さまざまな役を演じたことによって「言葉の大切さを改めて感じた」といい、「漫才師の言葉は人を笑わせるためのものですし、アナウンサーの言葉は人の命に関わるものでもある。本当に言葉の重大さを痛感しました。私のお仕事も、自分で言葉を発信するお仕事なので、怖さと同時に、もっと慎重に言葉を選ばなければいけない、発信しなければいけないと気づくことができました」と気を引き締める。

 今後挑戦してみたい役は「怖い役」で「今までは、“陽”のイメージの明るい役が多かったので、人間の汚い部分やドロドロした部分が出るような“陰”のイメージの猟奇的な役とかに挑戦してみたい」とにっこり。「朝ドラのヒロインや大河への出演など、大きな夢は?」と聞くと「もちろんです! 今、挙げてくださったものは、私にとって大きな目標です」と力強く答え、「そのためには、もっと力をつける必要があると思うので、いろいろな役に出会い、日々努力をして、日々成長をして、目標に近づけるように頑張りたい」と意気込んだ。

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