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人気グループ「NEWS」のメンバーで作家の加藤シゲアキさんが、初のエッセー集「できることならスティードで」(朝日新聞出版)を発売する。加藤さんは「自分の内をさらけ出すような気恥ずかしさはありますが、読んでいただいた方にはきっと、遠くへ飛んでいくような浮遊感、あるいはステップで楽しむ地面の感触、空気の匂いや風の音、そういったものを味わっていただけるのではないかと思います」とコメントを寄せている。
同書は季刊文芸誌「小説トリッパー」(同)で2016年12月から連載されていたエッセーを単行本化した。連載と同年3月に同誌に寄稿した単発エッセー「キューバの黎明(れいめい)」を合わせた計14編を収録。さらに、今回のために書き下ろしたエッセーと掌編小説のほか、加藤さんが撮影した写真も収められる。
エッセーは「旅」がテーマ。パリやニューヨーク、スリランカの旅の話に加え、昨年7月に亡くなったジャニー喜多川さんとの出会いや祖父の死についてもつづっている。
加藤さんは「これまで小説はいくつか出させていただきましたが、エッセーを上梓(じょうし)するのは初めてでいつになくドキドキしております」と発売への思いを明かし、収録したエッセーについて「4年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました」「ふと思い立って旅に出掛ける気分で、気軽に読んでいただければと思います」とアピールしている。
3月6日発売予定。価格は1400円(税抜き)の予定。