Kis-My-Ft2玉森裕太：「グランメゾン東京」撮影で待ち時間も小道具離さず…　グループ密着番組きょう放送

　人気グループ「Kis-My-Ft2（キスマイフットツー）」（キスマイ）に約7カ月にわたって密着した、フジテレビの「連続ドキュメンタリー　RIDE ON TIME」が、2月14日深夜0時55分から放送される。番組放送を前にこのほど、内容の一部が明らかになった。

　「キスマイ」は北山宏光さん、千賀健永さん、宮田俊哉さん、横尾渉さん、藤ケ谷太輔さん、玉森裕太さん、二階堂高嗣さんからなる、今年デビュー10年目を迎える7人組グループ。番組では昨年行われたコンサートツアーが最終日を迎えた昨年7月から密着を開始した。

　グループ活動のほか、個人の活動にも密着。昨年、木村拓哉さん主演の連続ドラマ「グランメゾン東京」（TBS系）で、フレンチレストランの若き料理人を演じた玉森さんは、待ち時間も小道具の野菜の箱を抱え続けており、その理由を「小道具も自分の芝居のアイテム。小道具から離れたくないという感覚なのかな」と明かす。またその行動の原点は「後輩が先にデビューしたときは精神的にも結構しんどかった。でも結果、それがバネになって腐らずにできた。さらに火が付いた」と、デビュー前に味わった悔しさにあると話す。

　主演舞台に挑んだ北山さんは「個人の仕事もグループがないとできないし、最終的にはグループのためにやっている感がある」と話し、「何でもない7人で、どうやったら人気になるかなって考えてCDデビューできて、東京ドームでできるようになって、バラエティーもみんなでやってて。めっちゃやりがいあるじゃん」と7人の歩んだ歴史を語る。

　初めてのミュージカルに挑んだ藤ケ谷さんは、千秋楽のカーテンコールの際、観客の前で感極まって涙をこぼした。昨年7月にこの世を去ったジャニー喜多川さんに思いをはせ、「ジャニーさんはミュージカルが大好きだったから。亡くなってしまったのがけいこ期間でどうしようかなと思った。ジャニーさんはよく『Show must go on』と言っていたので、なんとか全公演走り抜くことができた」「怖かったですね。でもジャニーさんが見守ってくれているんだろうなってずっと思っていたので。耐えて耐えて逃げずに挑戦してよかった」と心の内を明かす。

　番組は風間俊介さんがナレーションを担当し、山下達郎さんの「RIDE ON TIME（2018 NEW VOCAL VERSION）」がメインテーマ。関東ローカルで毎週金曜深夜0時55分から放送中。