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ドラマ「僕だけが17歳の世界で」に出演する女優の石田ひかりさん
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石田ひかり:育児と仕事「両立はできていない」 台所から現場に…「頭の中はパンパン」

 2月20日からインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」で配信される連続ドラマ「僕だけが17歳の世界で」に出演する女優の石田ひかりさん(47)。今作ではネクストブレーク俳優として注目の佐野勇斗さん演じる染谷航太の母親役を務めている。私生活では中学生と高校生の2人の娘の母親で、「頭の中は、子供のこと、家のこと、明日のお弁当のことでパンパンなんですよ。今でも、もがいています」と明かす石田さんに、子育てと仕事の両立や、ドラマへの意気込みを聞いた。

 ◇佐野勇斗と2度目の親子役 「ちょっと怖い」?

 ドラマは、佐野さんと女優の飯豊まりえさんのダブル主演。高校2年の航太(佐野さん)と、幼なじみの芽衣(飯豊さん)が、互いに好意を抱いていることに気付きながらも、思いを伝えることなく航太が亡くなってしまい、7年後、24歳になった芽衣が、真冬に季節外れの桜が咲いたことを知り、古里に戻ると、死んだはずの“あの日”の航太がいて……という“ファンタジー・ラブロマンス”だ。

 「いわゆる“配信モノ”っていうんですかね。本当に私、時代についていけていないので、とうとうそういう仕事をすることになったんだな」と笑う石田さん。台本を読んだ感想を聞くと、「キラキラしている青春時代のファンタジー。桜をはじめ、いろいろなキーワードがちりばめられていて、ああ青春だー! と思って、懐かしく読んでいました」と振り返る。

 石田さんが演じる染谷志乃は、小さい頃から息子の航太と芽衣の関係を見守り続けていて……という役どころ。2019年公開の映画「凜 -りん-」(池田克彦監督)に続き、2回目の親子役となる佐野さんについて、「変わらず素直。礼儀正しいし、本当に変わらない」と語りつつ、「実は(佐野さんの役名が)2回目の“こうた”で、(ロケ場所も同じ)この場所だった。ちょっと怖いんです(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話す。

 ◇デビューから30年超 「演技って本当に難しい」

 石田さんは、1972年5月25日生まれ。東京都出身。1986年に女優デビューし、30年以上の時が流れた。「私、どこにいっても一番年下だったんです。家族の中でも、スイミングの中でも一番年下。中学校から仕事をしているので、だいたい現場でも一番年下だったんです。それが少しずつ年齢が上がっていって、年下の共演者、スタッフが出てきて、いつの間にか最年長だったことすらある現状。いやー、それにはびっくりしますね~」と語り、「あっという間」だったと振り返る。

 演じることについて、「若いときは何も考えずにやっていました(笑い)。若いときの方が楽しかった!」という石田さん。「せりふなんて全部自分のものだと思っていたし、相手の気持ちなんてホント考えていなかったんですけど、いろいろな経験をしていくと、せりふっていうのは、相手に次のせりふをちゃんと渡さないといけない、キャッチボールなんだと少しずつ分かってきた。そうなると演技って本当に難しいんだなと思いますよね。今の方が苦しいです」。

 女優としての転機を聞くと、何回か「はっと目覚めるような時期」があったという。19歳の頃、映画「ふたり」(1991年)で、大林宣彦監督との出会いがあり、「役になりきるということの大切さや気持ちよさ、トランス状態に入るような経験をした」と振り返る。

 次は、大学卒業時。「今までは学生ですから、どこか逃げ場を作っていたんですけど、私はこの芸能界に就職したんだと自覚を持つようになって。その後、結婚して、出産して、10年ぐらいブランクがあったんですよ」と明かす。

 子供たちが成長し、少しずつ仕事ができるようになったが、「せりふの入り方や、集中の仕方に、ものすごくブランクを感じたんですね。頭の中は、子供のこと、家のこと、明日のお弁当のことでパンパンなんですよ。そこをなんとか隙間を作ってせりふを入れて、現場で役になって……。今でも、もがいています。両立はできていないです!」と明かす。

 ◇「台所から現場に参りました!」

 ドラマで演じる志乃について、「きっと航太を一生懸命一人で育てて、優しいお母さんだったんだろうなあ」と話した石田さん。自身も二人の娘の母親で、インスタグラムでは手作り弁当の写真も公開している。

 撮影現場でも、さまざまなことが頭の中でひしめきあっているといい、「『あれ頼んでおかなきゃ』とか、『明日のお弁当は……』とか、ずっとシミュレーションしています。気づくとお弁当のことを考えています。だいたいご飯のことです」と明かす。

 「かの緒方貞子さんは『台所から国連に参りました』というすごくすてきな、素晴らしい名言を残しているんですけど、私はもう『台所から現場に参りました!』っていう(笑い)。本当に台所と現場の往復です! それが私の生きる道なのかな」と笑顔で語っていた。

 ドラマ「僕だけが17歳の世界で」は、2月20日午後11時に配信スタート。

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