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女優ののんさんが、6月5日にオープンする小学館文庫の新レーベル「おいしい小説文庫」の初代アンバサダーに就任したことが5月12日、分かった。公開されたビジュアルには、前髪を上げたお団子ヘアでカジュアルなTシャツを着たのんさんが、チャーミングな笑顔でポップコーンを食べる姿が映し出されている。
のんさんは、日常としての「食」と関連し、楽しさやワクワク、キラキラを表現できる人として、余人をもって代えがたい存在であること、また、かき氷やラーメンなど、同レーベルで扱うさまざまなテーマにマッチするという理由から、アンバサダーに起用された。
のんさんは、アンバサダー就任について「映画『この世界の片隅に』に声優として参加させていただいて、食べる幸せを改めて実感しました。そして、物語の中に出てくる食べ物には不思議な魅力がある。食べたことのある料理でも、妙に美味(おい)しそうに思える。初代アンバサダーとして、食の楽しさを発信していけたらと思います」と意気込んでいる。
「おいしい小説文庫」は、レシピやグルメ、レストランなど食に関する小説に特化したレーベルで、3カ月に1度、3作品程度を刊行する予定。