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高島礼子:芸能界デビューは「流れに身を任せ…」 人生のターニングポイント語る

 女優の高島礼子さんがこのほど、ラジオ番組「銀座ロイヤルサロン」(レインボータウンFM、木曜午後6時)に出演。芸能界デビューのきっかけや、人生のターニングポイントについて語った。

 根っからの車好きで「芸能界や役者の仕事、モデルをやること自体とても考えにくいような生活を送っていた」という高島さん。デビュー前は「自動車関連の会社に就職し、レースに出場するためにA級ライセンスを取得。OLをやりながらカーレースに出場していた」と意外な過去を明かす。

 その後、「カーレースの活動費を捻出するため」にレースクイーンを始めたことから、モデル事務所に所属。芸能界デビューについては「流れに身を任せて、たまたま役者の世界に入れたという感じですね」「“おいしい話には遠慮なく食いつくタイプ”なので(笑い)」と振り返る。

 だが、いざデビューしてからは「何の準備もしていなかったので、本当に大変だった」という高島さんは、現在は「もうしがみつくしかない」の精神で女優業に必死で取り組んでいると明かす。

 また、自身が出演したCMを俳優の松平健さんがたまたま目にしていたことから、松平さん主演の時代劇「暴れん坊将軍III」に抜てきされたことも明かし、芸能界の恩人でもある松平さんについて「今でもずっと“師匠”というか、恩を感じている」と話す。

 五社英雄監督作品「陽炎」や「極道の妻たち」でも主演を務め、「強くてかっこいい女性」のイメージが定着している高島さんだが、意外にも若い頃は内向的で「デビュー当時は普通の女性の役が多かった」といい、「今こうして”戦う女性”の役をキャスティングしていただけるようになったのはすごくうれしいですね。極めたいぐらい」と語る。

 さらに子供の頃は「恥ずかしがりや」で「いじめられていた」ともいい、その理由について「自分で言うのも変ですけど、何かちょっと可愛かったかららしい(笑い)。『ちょっと可愛いからって生意気なんだよー!』みたいな感じで」と、ちゃめっ気たっぷりに当時のエピソードを披露する場面も。

 また、いじめを受けた経験から「負けてばっかりはいられない!」の精神が培われ、「ピンチはチャンス」が座右の銘であることも明かしていた。

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