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広瀬すず&アリス:「安心感がすごかった」「リビングで会話しているよう」 姉妹共演ドラマの裏側語る 

 女優の広瀬アリスさん、広瀬すずさん姉妹が、姉妹役で出演するNHKのオムニバスドラマ「リモートドラマ Living」の第1話が、5月30日午後11時半から放送される。放送に先駆けて27日、アリスさんとすずさんが撮影の裏側などについて語ったコメントが公開された。姉妹での共演について、アリスさんは「姉妹だからこそ自由にできる感じもあって、まさにリビングで会話しているようでした」、すずさんは「お互いが自由に、自分が思うようにやりたいようにやっている感覚があって心地よかったです」と語っている。

 ドラマは、広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系)などを手掛けた脚本家の坂元裕二さんのオリジナルファンタジー。1話15分。アリスさんとすずさんは、一緒に暮らしている仲良し姉妹を演じる。物語は、はた目には平凡な生活を送っているように見えるが、実は誰にも見せない“裏の顔”がある……という内容。

 収録を終えたアリスさんは「初めて二人でお芝居をやったので面白かったです。姉妹だからこそ自由にできる感じもあって、まさにリビングで会話しているようでした」と振り返り、「テークを重ねれば重ねるほどテンポが自然になっていって、面白かったです。一度テストをやった後、ここはちょっとテンポアップしたいなって思ったところをお互い自然と修正していて、あぁやっぱり通じるんだなって。安心感がすごかったです」と姉妹ならではの感覚について明かした。

 一方、すずさんは「お会いしたことがない、はじめましての役者さんだと、多少駆け引きしながらだったり、様子をうかがいながらみたいな部分が必ず現場で出てきてしまうんですけど、(今回は)お互いが自由に、自分が思うようにやりたいようにやっている感覚があって心地よかったです」と話し、「坂元さん独特のリズム感の二人芝居なので、大変かもしれないと思っていましたが、姉妹なので楽しく演じられました」と撮影を振り返っている。

 リモートドラマならではの面白さについては「周りにスタッフさんがいない空間での撮影っていうのは今までなかったことですし、相手も姉だし、ここだけの空間を楽しめたような気がしました」(すずさん)、「見慣れた場所での撮影ということで、なかなか普段は出せないようなリラックスした感じがありました」(アリスさん)とそれぞれに話した。

 見どころについて、すずさんは「お芝居の中で私たち2人にすごく特殊な設定があるので、見ている方全員が突っ込みたくなるような会話や、私たちのシュールな葛藤をくすっと笑ってもらえたら、うれしいなと思います」とコメント。アリスさんは「姉妹でやるということもぜひ楽しみにしていただきたいですし、Livingという題名にしっかり合ったリビングでのゆるーいひとコマ、自然体なゆるーい掛け合いだったりを楽しんでいただければ良いなと思っております」とアピールした。

 同ドラマは出演する俳優が、実際の家族とドラマの中でも家族を演じるのが特徴。第2話には永山瑛太さん、永山絢斗さん兄弟、第3話には中尾明慶さん、仲里依紗さん夫妻、第4話には青木崇高さんが出演し、妻の優香さんが声の出演をする。第2話は5月30日午後11時45分、第3話は6月6日午後11時半、第4話は同日午後11時45分から放送される。

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