検索
仲里依紗さん(左)と中尾明慶さんが出演するオムニバスドラマ「リモートドラマ Living」第3話の場面写真 (C)NHK
1 / 4

仲里依紗さん(左)と中尾明慶さんが出演するオムニバスドラマ「リモートドラマ Living」第3話の場面写真 (C)NHK

仲里依紗&中尾明慶:たたくシーンで「遠慮がない」「気遣いがない」 夫婦共演の裏側語る

 女優の仲里依紗さんと俳優の中尾明慶さん夫妻が、夫婦役で出演するNHKのオムニバスドラマ「リモートドラマ Living」の第3話が、6月6日午後11時半から放送される。放送に先駆けて4日、2人が撮影の裏側などを語ったコメントが公開された。

いま、推されてます

 仲さんは「セリフに出てくる『靴下が脱ぎ散らかされている』エピソードなどがリアルなので、当て書きかなと一瞬思いました(笑い)」と脚本についてコメント。中尾さんは「もっと笑ってしまってNGを出したりするのかなと思っていたんですが、意外と照れはありませんでした。ストーリー自体が短いので、キャラクターをつかむのは普通の共演者相手でも難しいと思います」と撮影を振り返った。

 ドラマは、連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系)などを手掛けた脚本家の坂元裕二さんのオリジナルファンタジーで1話15分。中尾さんは、仲さん演じる妻を愛しているからこそ、怒られ、捨てられることを恐れる夫、という役どころ。そんな気弱な夫がある日、ちょっとした特殊能力を手に入れて……という内容。撮影はリモートで行われた。

 中尾さんが「短いドラマですけど、二人で稽古(けいこ)もしました。家族ならではだと感じたのは、たたくシーンで遠慮がない(笑い)。普通の共演者だったらもっと遠慮すると思います」と劇中のシーンについて語ると、仲さんも「普通だったらたたかれるほうも気を使って『痛い』とは言わないと思いますけれど、今回はすぐに『痛い』って。そういう気遣いがありませんでした(笑い)」と明かし、夫婦らしい一面をのぞかせた。

 仲さんが脚本について「つらいときもぶつけ合わないとだめなんだ、楽しいこともつらいことも全てを一緒に共感して夫婦なんだというのは脚本から強く感じました」と話すと、中尾さんも「ちゃんと相手に向き合わなければいけないというのは、夫婦に限らず、友人や両親が相手であっても言えると思います。本当にすてきな物語です」とコメント。

 見どころについては、中尾さんが「最終的には大事なメッセージがありますが、序盤はかなりコメディーなので夫婦だから出せるコミカルな雰囲気を楽しんでいただきたいなと思います。笑える作品になっていると思います」と話し、仲さんも「私たち2人を結婚してから見てくださっている方はSNSのイメージが強いと思うので、こういう形で、2人の雰囲気を持たせつつ、お芝居をしているというのは新鮮に楽しんでいただけるのではないかと思います。どういう反応があるかすごく楽しみです」と、それぞれに話した。

 全話に、俳優の阿部サダヲさんが小説家に扮(ふん)して出演し、タレントの壇蜜さんが声優を務めるCGキャラクター「ドングリ」も登場する。小説家がドングリから叱咤(しった)激励を受けつつ、4組の家族の物語を紡ぐ、というストーリー。出演する俳優が、実際の家族とドラマの中でも家族を演じるのが特徴。第1話には女優の広瀬アリスさん、広瀬すずさん姉妹、第2話には永山瑛太さん、永山絢斗さん兄弟が出演した。第4話には青木崇高さんが出演し、妻の優香さんが声の出演をする。第4話は6月6日午後11時45分から。

いま、推されてます

写真を見る全 4枚

エンタメ 最新記事

アクセス上位記事