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マスク:ユニクロ、無印だけじゃない スポーツメーカー、ヨウジヤマモトも…続々登場

 外出自粛が全面的に解除された6月19日、ユニクロの「エアリズムマスク」が発売され、各地で大行列ができるなど話題となった。新型コロナウイルス感染症の対策として欠かせない存在のマスク。一時は品薄状態が続いていたが、ユニクロだけでなく、アパレルメーカーやセレクトショップ、スポーツメーカーなども続々と参入し、注目を集めている。最近リリースされた布マスクの情報をまとめた。

 ◇ユニクロは「オールシーズン用マスク」

 大きな話題となったユニクロの「エアリズムマスク」は、肌への接触面となる内側に「エアリズム」を使用した「オールシーズン用マスク」。表側にメッシュ素材、中間に高性能フィルターを内蔵した3層構造で、表側のメッシュ素材には紫外線を90%(UPF40)カットするUVプロテクション機能があるという。洗濯用の中性洗剤を使用して洗濯機で洗うことができる。カラーは白。1パック3枚組みで990円(税抜き)。19日の発売日には各地の店舗に長い行列ができ、ネットストアも一時つながりにくい状態になるなど、大きく報道された。

 無印良品も、表地に抗菌防臭加工を施した「繰り返し使える 2枚組・三層マスク」(999円)を通販サイト限定で販売中。加えて、6月に夏素材の布マスク3種を発売した。同社のTシャツやパジャマを生産したときに出るオーガニックコットンの残布を再利用しており、手洗いなら約30回の耐久性があるという。サッカー織り、ムラ糸天竺(てんじく)編み、鹿の子編みの3種類(各999円)で、全国の店舗で販売している。

 ◇ファッションマスク特化のECも登場 ヨウジヤマモトも…

 ファッションブランドの「ヨウジヤマモト」は、画家の朝倉優佳さんとコラボした「Tシャツ+マスク」第2弾を6月17日、公式サイト限定、数量限定で発売した。墨と水彩でダイナミックに描かれた花モチーフをプリントしたTシャツとマスクのセットで、ダリア1種、バラ2種、ユリ1種の計4種。各1万4000円(税抜き)。

 ファッションマスクを扱うECサイト「マスクウェアトーキョー」も6月18日にお目見えした。複数のアパレルEC事業を展開する「アンド マークス」によって開設され、「新宿マルイ アネックス」(東京都新宿区)と渋谷109(同渋谷区)では24日までポップアップストアも展開されている。

 アートディレクターの千原徹也さんや、人気アーティストの平泉春菜さん、イラストレーターのCahoさんら、 インスタグラムなどのSNSで人気を博す100人のクリエーターとコラボレーションし、100種類のマスクを販売している。内側に通気性や吸湿・放湿性などに優れたシルク、中間層に不織布フィルター、表面はプリントの表現に適したポリエステルを使用した3層構造で、価格は3000円から。

 ◇人気のミズノ第2弾は87万枚 アンダーアーマーは1時間で3万枚

 スポーツメーカーのウエアの素材を生かしたマスクも人気だ。ミズノは水着素材のマスク第2弾の抽選の申し込みを公式サイトで受け付け中(6月29日午前10時まで)。抽選受付は、予想を大幅に上回るアクセスのため一時中断していたが、新たなシステムを構築し、販売数も当初5万枚の販売予定から87万枚に増やして、19日に再開された。

 水着や陸上用ウエアに採用している伸縮性に優れた肌触りの良いソフト素材を使用し、フェースラインを包み込む設計で、耳の締め付けが少ないといい、単色タイプが全9種(各935円)、デニム風などのプリントタイプも全7種15色(各990円)と、内側に清感素材「アイスタッチ」を装着したタイプ全4種(各1320円)とバリエーションも豊富。S、M、Lの3サイズで、1人最大6枚まで申し込み可能で、発送は7月下旬から。

 アンダーアーマーも、アスリート向けの「UA スポーツマスク」の予約を受け付け中。肌に触れると涼しく感じられ、伸縮性がある素材「アイソチル」を内側に使用した3層構造で、カラーは黒1色。S・M・L・XLの4サイズで価格は3000円。

 高い通気性やはっ水加工も施されており、黒地にロゴが入ったシンプルでクールなデザインで、6月19日に公式サイトで先行予約を開始したところ、予約数が約1時間で販売予定枚数を超える3万枚に達したため、急きょ21日から追加予約を受け付けた。8月から発送を開始する。

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