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フジテレビの新美有加アナウンサー
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新美有加アナ:夫は「一番の友達」 結婚で責任感と落ち着き得る フジ「Live News it!」では「そばにいる人に話したくなる情報を」

 フジテレビの報道番組「Live News it!」(毎週月~金曜午後4時50分、毎週土日午後5時半)の芸能コーナー「アレコレト!」(月・火曜)を担当している新美有加アナウンサー。プライベートでは、今年2月13日に20代の会社員と結婚した。夫は「一番の友達」で、「家事は2人でやるものだと思っている」人だという。現在28歳の新美アナに、結婚して変わったこと、変わらないこと、アナウンサーとしての将来像などについて聞いた。

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 ◇2月13日に“にいみ婚” 夫は掃除や食器洗い、自らは買い物と料理を

 新美アナは東京都出身。上智大学卒業後、2015年に同局に入社し、現在は「Live News it!」と「週刊フジテレビ批評」(土曜午前5時半)などに出演している。

 新美アナは「結婚願望は強くはなかった」というが、「この人とだったら暮らしていけそうだなと思いました」と結婚を決意。名字にちなんで2月13日の“にいみ婚”にしたのは、「彼が(語呂を)合わせてくれた」とのろける。

 お相手について「これまでの人生であまり交わってこなかったような人。ずっと運動していて、外で遊ぶのが好きな人。私は文化部でインドア派だったので、社会人になったからこそ気づく魅力があります」と紹介する。

 一人っ子の新美アナは「夫は一番の友達であり、初めてのきょうだいのような存在です」と表現。「暮らし始めて最初のうちは、『まるで一人暮らしをしているようだ』と、彼から一人っ子らしさ全開の私への苦言が呈されたのですが……」というが、「今は少しだけ気にかけられるようになったと思います」と新婚生活について語る。

 共働きで、家事は「私が苦手だと伝えると、『家事は2人でやるものだと思って結婚するから大丈夫だよ』と言ってくれました。まめで、掃除や食器洗いなどは彼がやってくれます。買い物と料理は私がして、片付けてもらう」と言い、「すごく理解のある夫です」と笑顔で語る。

 ◇導かれたようにアナウンサーに 細部までこだわる性格が「強みになれば」

 結婚してアナウンサーとしての心構えなどに変化はあったのだろうか。新美アナは「家庭があるという責任感や精神的な落ち着きは得られたのですが、だからといって変わるような人間にはなりたくないというか……。もちろん段階を追って深みが出るようなアナウンサーになりたいなと思っています」と語る。

 アナウンサーになったことを「これといったきっかけは思いつかず、偶然、導かれたような気もしています」と受け止め、「ただ、今思えば学生時代に代表で祝辞などを読む機会があったこと、人に何かを薦めるのが得意だったこともあって、言葉遊びや、人の言葉の持つ影響力が面白いと思って育ってきました。だからこそ、言葉を扱う職業に就いたのかもしれない、と今になって思います」と考えている。

 「言葉の持つ影響力」を知っているからこそ、アナウンサーとして「細かなところまでこだわる、人からすれば面倒くさい性格が強みになればいいなと思っています。ギリギリまでとことん伝える言葉にこだわり続けるのが、自分らしさだと思います」と自己分析した。

 ニュースを伝える上では「自分の中に、きちんと伝える意思を持つことを大切にしています」と言い、「自分が理解していなかったり、興味がなかったりしたら、いくら原稿読みやプレゼンが滑らかでも、相手には本当の意味では伝わらないと思うからです。自分が明るくない分野でも、まずは興味を持って最大限、視聴者の皆さんに伝える努力をしています」と言葉をきちんと伝えることと真摯(しんし)に向き合っている。

 ◇「そういえば、知ってる?」を自分の色で 取材した家のサブスクに興味も

 「Live News it!」で担当しているコーナー「アレコレト!」については、「すぐにそばにいる人にしゃべりたくなる情報を伝えています。これまで私も知らなかった新しいものだったり、人の暮らし方だったり、ライフハック(仕事術、生活術)だったり……。コーナータイトルにもあるように、いろんな情報を扱うので、自分も出演していながら、ためになって、人に話してしまいますね。面白くやらせていただいています」と楽しそうに語る。

 以前、このコーナーで持ち家がありながら週末だけ家を借りたり、2週間ごとに各地のシェアハウスを転々とする「家のサブスク」を取材して、「こういう人生の楽しみ方ってあるんだと思いました。取材した方がすごく生き生きとされているのを見て、ちょっとやってみたいなと思いました」と明かす。

 「アレコレト!」について、「もちろん責任をもって伝えてはいるものの、気軽な気持ちで『そういえば、知ってる?』という話題を扱っています。自分の色を出しながらいろんな情報をお伝えできるのが楽しいです」と目を輝かせていた。

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