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小松菜奈:菅田将暉と3度目の“縁”「またご一緒できてよかった」

 俳優の菅田将暉さん、女優の小松菜奈さんが8月11日、東京都内で行われたダブル主演映画「」(瀬々敬久監督、8月21日公開)の完成披露報告会に出席。2人は映画で3度目の共演となるが、小松さんはこれまでは「激しいシーンが多かった」ことを明かしながら、「今回は王道のラブストーリー。いろんな作品を経て私たちはどう変化したのか、『糸』をどう見せるのかが面白さでもあった。縁というか、またご一緒できてよかった」と笑顔を見せた。

 映画「糸」は、1998年にリリースされた中島みゆきさんの名曲をモチーフにしており、平成元年に生まれた男女2人の平成から令和を迎えるまでの31年間のラブストーリーを描く。北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く青年・高橋漣を菅田さん、漣と運命的に出会いつつも中学生の時に離ればなれとなってしまう少女・園田葵を小松さんが演じている。

 菅田さんは本作で父親役に初挑戦しているが、小松さんは、「(子役の子が)ずっとかわいいと言っていて毎日その話をしているくらい。子供が好きと聞いていたけど、本当に一緒になって全部全力でしていたのでいいお父さんになるのでは」と菅田さんの新たな一面を明かしていた。

 メガホンをとった瀬々監督は、2人を間近で見ていて「待ち時間も親しそうにしていた。ただ、芝居を始めるとなれ合いにならないよう2人でやっていた。どこか新しいところに行きたい感じを目指していて素晴らしいと思った」と話していた。

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