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藤原紀香:「自然と母親の気持ちに…」 ABEMA新ドラマで女子高生の母親役に

 女優の藤原紀香さんが9月6日、自身のオフィシャルブログを更新し、ファッション雑誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)専属モデルの永瀬莉子さん、田鍋梨々花さん、秋田汐梨さんがトリプル初主演を務めるABEMAのオリジナル連続ドラマ「17.3 about a sex」に出演することを報告。「ドラマを通し、今の時代に必要なメッセージが伝われば」「親子がこれまで話せなかった“性”に対して少しでも話せるきっかけになればいいなと」と作品にかける思いを明かした。

 ドラマは、17歳の女子高校生3人が痛みや苦しみを伴いながら恋にセックスに揺れ動くリアルな心情を描く恋愛物語で、タイトルは、世界の初体験平均年齢「17.3歳」に由来する。永瀬さん演じる女子高生・清野咲良(せいの・さくら)の母親・清野亜紀役を務める藤原さんは「現場で日々、可愛い娘、咲良役の永瀬莉子ちゃんと接していると自然に母親の気持ちになれました」と明かしている。

 作品については「若い高校生役の女の子たち3人が主演のドラマですが、単なる青春恋愛物語、若者の群像劇ではなく、そこには、性教育に向かい合うこと、という深~いテーマがあります」と説明。「若い世代にも影響力のあるABEMAさんから、『日本ではまだタブー視されている性の問題と向き合い、問題を提示していく作品を世に生み出したいんです』」と出演オファーがあったことも明かし、「テーマの意義や重要性に共感しました。このドラマを通し、今の時代に必要なメッセージが伝われば」と出演を決めた理由をつづっている。

 また、「新型コロナウイルスの影響で学校が休校になったことにより、10代の女の子たちの望まない妊娠が増加したというニュースを知り、とても深刻な問題だと感じていました。このニュースを『そうなんだ、大変な時代だなぁ』と、大人は関心を寄せはするものの、社会自体は具体的には変わっていかない…… 」と感じていたことや、藤原さんが演じる母親・亜紀や17歳の女子高生3人ついて「実家の母の考え方とかぶるところが多く、その頃を思い出し、17歳の咲良たちの気持ちや、また、自身の演じる亜紀にも 台本を見て共感できるところがたくさんありました」と明かしている。

 さらに「性に悩めるティーンだけでなく、子を持つご両親や、これから親になっていく方、教育に携わるすべての職に就いておられる方々など多くの方に見ていただき、このドラマの本当の意義やテーマが伝わればいいなと思います」と作品への思いもつづっている。

 ドラマは9月17日午後11時スタート。7週にわたって全9話を配信する。

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