紗栄子：支援活動で大切さ再認識　「費用対効果が高い」と“公衆手洗い”プロジェクトに賛同

　モデルの紗栄子さんが9月25日、東京都内で行われた「公衆手洗い推進パートナーシップ」発足記者発表会に出席。自身が設立した一般社団法人「Think The DAY」の代表理事として登壇し、街中に無料で使用できる“公衆手洗い”環境を整える新プロジェクトに賛同した理由を語った。

　2010年から個人で被災地や養護施設への支援活動を行っていた紗栄子さん。昨年の台風19号が日本に甚大な被害をもたらしたことをきっかけに「もっとたくさんの人を巻き込んで支援活動していく必要性を感じた」として、2019年10月に「Think The DAY」を設立した。

　新プロジェクトへの参加は「さまざまな被災地や避難所に行ってまいりましたが、水の利用に関しては衛生面で疑問に思うことも多々ありました。改めて手洗いの必要性の認識を高めていただきたいですし、手洗いという行為は費用対効果がとても高い」という理由で参加。「この活動を機にたくさんの方に手洗いの必要性を再認識してほしい」と訴えた。

　発表会には紗栄子さんと同じくプロジェクトに賛同し、パートナー企業となったLUMINE、GINZA SIXの代表取締役らも出席した。銀座・有楽町エリアを先駆けに公衆手洗いの新設を行っていき、今後は地域を拡大する方針。