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女性ファッション誌「Popteen(ポップティーン)」(角川春樹事務所)の専属モデルを務める、「めるる」こと生見愛瑠(ぬくみ・める)さんが、9月5日にオンラインで配信された大型ファッションイベント「第31回マイナビ 東京ガールズコレクション(TGC) 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」に出演し、イベントの合間に取材に応じた。テレビの人気バラエティー番組に次々と出演し、活躍の幅を広げる生見さんに、バラエティー番組への思いや今後の活動について聞いた。
今年18歳になった生見さん。はじけるような笑顔で「バラエティー番組がめちゃくちゃ好きだったので、出られていることが、まだ夢みたい。一つ一つがありがたいです」と語る。子供の頃からよく見ていたのは、トークバラエティー「しゃべくり007」(日本テレビ系)で、今年3月には、Popteenモデルとして専属モデル6人で出演。「ずっと見ていたので、出られたときはすごくうれしかったです」と振り返った。
バラエティー番組の収録は「楽しくて、いつもあっという間。(事前に)台本は読みますが、緊張しちゃうので、あまり構えずに(収録に)行くようにしています。『楽しむぞ』と『頑張るぞ』をほどよく、半々ぐらい」と自然体だ。たくさんの番組に出演しても「(自分自身が)変わらないように気をつけています。楽しいという気持ちを忘れないように、(出演することが)当たり前だと思わないように、毎回、楽しんでいます」とフレッシュな気持ちで臨んでいる。
明石家さんまさん、お笑いコンビ「ダウンタウン」などお笑い界のビッグネームとの共演も果たし、「本当にみなさん、優しいです」と感謝。中でも印象的だった出来事を聞くと、約2カ月間の「シーズンレギュラー」として出演した情報バラエティー「ヒルナンデス!」(日本テレビ)のMC、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の南原清隆さんとのエピソードを挙げ、「毎回、おいしいパンをくださったり、誕生日にプレゼントをくださったり……。あんなにすごい方なのに……。改めてすてきな方だと思いました」と感激した様子で明かした。
生見さんも「これからもバラエティー番組に出演したいです。今の仕事がすごく好きなので、続けられるように、レギュラーがもらえるように頑張りたいですね」と意気込み、新型コロナウイルスの終息後には「海外ロケに行ったことがないので、行きたいな」と思いを巡らせる。
女優業への関心を聞くと「あります。自分と違う人になってみたいなという興味からです。本当にやったことがないので、どうなるかは分からないですけど、やったことがないことをやるのはワクワクするので、やってみたいなと思います。大変そうだけど、超楽しそう」と新しい分野へのチャレンジにも意欲を見せた。
この日のTGCは当初、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で有観客で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、無観客でのオンライン配信に変更された。無観客は今年2月に続いて2回目。
そんな中でも生見さんは「オンライン配信でどうなるかなと思っていたんですけど、(ランウエーを)歩いたら、お客さんがいるかのようでした。いろんな世代のファンの方から、(SNSに)写真やコメントが送られてきてすごくうれしかったです。オンラインだったので、いつもよりも多く(の人に)見てもらえた気がします」とポジティブに捉え、ファンに「いつも応援ありがとうございます。コロナで今、大変な時期なんですけど、少しでもみなさんにハッピーを届けられるように頑張るので、これからも、よろしくお願いします」と呼びかけた。