藤原紀香：迫力ある “元祖カリスマ美容部員”に　メークは「自分がどうありたいか向き合えるもの」

　女優の藤原紀香さんが10月7日にスタートする美容家・神崎恵さん主演の連続ドラマ「だから私はメイクする」（テレビ東京）の最終第6話（11月11日放送）にゲスト出演することが分かった。藤原さんは、主人公の熊谷すみれ（神崎さん）の憧れであり、恩人でもあるビューティーアドバイザー（BA）の猫田ひかるを演じる。

　藤原さんは、自身の役柄について「カリスマ美容部員の熊谷すみれが誕生するきっかけとなる重要な役所。言ってみれば、『カリスマのカリスマ』なので、お役をいただいたときは、責任重大だなと思いました（笑い）」とコメント。

　役作りについては「原作の猫田はショートヘアで、すでに美容部員を辞めているのですが、ドラマではまだバリバリ働いているという設定。なので、役作りについて監督とも相談し、マインドや仕事ぶりだけではなく、いでたちも含めて、熊谷すみれが猫田を憧れ、背中を追い続けた先輩像であるようにとヘアメークなども考慮しました。原作とはまた違った、迫力のある“元祖カリスマ美容部員”になっていると思います」と語っている。

　また、「メークは気持ちをアップしてくれるもので、“自分がどうありたいか”というテーマに向き合わせてくれる大切なもの。このドラマを見ていただければ、コロナ禍でたとえ家にいることが多くても、鏡で自分を見る機会を増やして口角を上げてみたり、『今日は鮮やかな口紅を塗って気分を上げてみようかな』と思ったりなど、前向きな楽しい気持ちになるのではと思います。猫田ひかるも断言しているように『メークは人の数だけある』のです。メークに正解なんてないから、自信を持ってチャレンジして、元気になって、自分を好きになれるといいなと思います」とコメントしている。

　ドラマは、女性4人組「劇団雌猫」のエッセー集「だから私はメイクする」（柏書房）を原案にした、シバタヒカリさんの同名マンガ（祥伝社）が原作。メークを通して浮き彫りになる「社会」や「自意識」と戦う女性たちの姿を描いたオムニバス・ストーリーで、神崎さんのほか、アイドルグループ「NMB48」の吉田朱里さん、女優の志田彩良さんもレギュラー出演する。