俳優の生田斗真さんが、昨年12月期に放送された連続ドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系)で「東京ドラマアウォード2020」の主演男優賞を受賞し10月29日、東京都内で行われた授賞式に出席した。
同作で、現実逃避のための言い訳とへりくつの天才という岸辺満を演じた生田さんは、司会を務めた石坂浩二さんから、役柄のリアリティーを絶賛され、「地に近かった?」と聞かれると、「自分ではそうは思わなかったのですが、(ドラマを)ご覧になってくださった方、家族や友人に『素に近いのでは』と言われました。こんなにへりくつ多かったかな」と苦笑い。受賞には「賞をいただけてうれしい。皆さんに感謝しています」と満面の笑みを見せた。
「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞。今年で13回目。今回は2019年7月~2020年6月に放送されたドラマが対象。
「俺の話は長い」は、6年前からニートとなった31歳の満(生田さん)が主人公のホームドラマ。同アワードで主演男優賞のほか、作品賞「連続ドラマ部門」の優秀賞、脚本賞の3冠を達成した。