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俳優の佐藤健さんが今年1月期に放送された連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも(恋つづ)」(TBS系)で「東京ドラマアウォード2020」の助演男優賞を受賞し10月29日、東京都内で行われた授賞式に出席した。
同作では、佐藤さんが演じた医師・天堂浬(かいり)に“胸キュン”する人が続出するなど話題となった。佐藤さんは「世の女性たちを胸キュンさせるというミッションを課せられたのですが、女心が分かるかというと難しかった。プロデューサーの方たちにシーンごとに(意見を)聞きながら、やらせていただきました」と振り返った。
また共演した女優の上白石萌音さんについて「彼女を見ていると、自然に魅力的な女性だな、可愛いなと思うことができたので、芝居はやりやすかったです。普段言えないことを芝居を通してやらせていただくという意味で楽しかったです」と話した。
ドラマは、円城寺マキさんの同名マンガ(小学館)が原作。毒舌ばかり吐く超ドSなドクターで通称「魔王」と呼ばれる医師・天堂と、天堂に素直な思いを伝え続け、くじけず突き進む「勇者」七瀬(上白石さん)の恋模様をユニークに描いて人気を博した。
「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞。今年で13回目。今回は2019年7月~2020年6月に放送されたドラマが対象。「恋つづ」は助演男優賞のほか、作品賞「連続ドラマ部門」の優秀賞、4人組バンド「Official髭男dism(ヒゲダン)」が歌う主題歌「I LOVE…」が主題歌賞に選ばれ、3冠を達成した。