映画「私をくいとめて」の舞台あいさつに登場した橋本愛さん(左)とのんさん
女優で「創作あーちすと」ののんさんが11月5日、六本木・EXシアターで行われた主演映画「私をくいとめて」(大九明子監督、12月18日公開)の舞台あいさつに女優の橋本愛さんとともに登場した。2人は今回、NHKの連続テレビ小説以来、約7年ぶりの共演で、主人公とその親友を演じた。のんさんは橋本さんとの共演について「『美しさが増してる!』と思って、ドキドキして呼吸がしづらくなった」と告白した。
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さらに「(共演は)めちゃくちゃ、うれしかったです」と満面の笑み。「うれしくて、撮影の前の日は『明日、愛ちゃんとだ……!』とワクワクしてた。実際に顔を合わせると、すっごく恥ずかしかった。緊張して、目を合わせられなかった」と明かした。さらに「愛ちゃんと演技を交わしている状況がすごく自然だった。何も不自然なことがなくて、何も抵抗がなくて楽しかった」と笑顔を見せた。
橋本さんも「久しぶりにお会いした。私が入った初日に(2人の)ラストシーンの撮影だった。その頃には2人の役どころの関係はエンディングを迎えているのに、私たちは久しぶりすぎてむちゃくちゃ照れて、ヘラヘラしながら段取りをしていた」と回顧。「ぜんぜん段取りにならなかった。しかもセリフのないシーンで、アドリブで作り上げないといけないシーンだったので…『アハハ』ってお互いにニヤニヤしていた。大九さんには段取りにならない段取りを見せてしまった」と笑った。
さらに「(その後は)軽く読み合わせただけなのに、ものすごいスピードで2人の関係が埋まっていく実感があった。そのシーンにはなんとか間に合った。『すごい、魔法だな』と思った。久しぶりに(2人で)お芝居をして、玲奈ちゃん(のんさん)の瞳から、ものすごくいろんな感情やいろんな情報が入ってくる。セリフ以上の心の言葉をやり取りする時間を毎シーン感じていて、電気が走ったみたいな快感だった」と再共演の衝撃を語り、2人の演者としての関係の深さを感じさせた。
映画は、綿矢りささんの同名小説が原作。「わかりみ深すぎ崖っぷちロマンス」と銘打たれている。脳内に相談役「A」を持つ31歳の“おひとりさま”・みつ子(のんさん)は、悠々自適におひとりさまライフを満喫していた。だがある日、年下営業マン・多田くん(林遣都さん)と出会い、久しぶりに訪れた恋に戸惑いながらも一歩踏み出していく……というストーリー。橋本さんはみつ子の親友・皐月を演じた。
第33回東京国際映画祭の「TOKYOプレミア2020」部門に出品作品で、この日の舞台あいさつは同映画祭内のイベントとして行われた。林さん、大九監督も登場した。
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