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映画監督の黒沢清さんが、ファッション誌「ELLE(エル)」(ハースト婦人画報社)が主催する映画賞「エル シネマアワード2020」に選出され、12月7日にオンラインで開催された授賞式にVTRで登場。映画「スパイの妻<劇場版>」で「日本の映画界で輝く監督」に贈る「エル ベストディレクター賞」を受賞した黒沢監督は「ファッション雑誌の賞をいただくとは予想もしていなかったので、本当にびっくりしました。『スパイの妻』では、これまでになく衣装やメーク、髪形などに気を使ったので、そのことが評価されたのかな」と語った。
また、同作が第77回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞したことに触れ、「先に進むための第一歩であるとハッキリと自分の中で位置付けられています」とコメント。映画製作について「今年は映画を作ることができませんでしたので、来年こそは、新しい映画をなんとしても作りたい。それが私にとって『スパイの妻』以降の次の一手になるだろうと思います」と意欲を見せていた。
同アワードでは、黒沢監督のほか、「日本の映画界で輝く女優」に贈る「エル ベストアクトレス賞」を女優の蒼井優さん、「今年目覚ましい活躍をした男性」に贈る「エル メン賞」を俳優の横浜流星さん、「新世代をけん引する映画人」に贈る「エル・ガール ニューディレクター賞」を池田エライザさんが受賞。文化人や映画ジャーナリストら約60人の審査員が独自の視点で選出した、“今年ナンバーワンの映画”を表彰する「エルシネマ大賞」には、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」(グレタ・ガーウィグ監督)が選出された。
「エル シネマアワード」は、2015年にスタートした賞。授賞式には、池田さんがゲスト出演し、同誌編集局長の坂井佳奈子さんらとトークを繰り広げた。この日の様子は、同誌の公式YouTubeチャンネルとTwitterで生配信された。