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E-girls:CanCam、JJ、ViVi、Rayが異例コラボ 連動表紙、最後のメディア取材の舞台裏も

 2020年いっぱいで解散するダンス&ボーカルグループ「E-girls」のメモリアル企画が、女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)、「JJ(ジェイジェイ)」(光文社)、「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)、「Ray(レイ)」(主婦の友社)の4誌によるコラボで実施されることが12月11日、明らかになった。

 企画は、20代の読者を対象にした競合4誌による、出版社の垣根を越えた異例のコラボ。メンバー3人が専属やレギュラーモデルを務めるファッション誌「CanCam」「JJ」「Ray」が中心になって企画した。

 メンバー11人で、23日発売の「CanCam」2月号と「JJ」2月号の通常版で表紙を飾るほか、それぞれの特別版のコラボ表紙にも登場。特別版では「CanCam」にメンバー5人、「JJ」に6人が登場し、両誌を並べると1枚のポスターになる連動表紙を展開する。

 また、11月中旬に行われた「E-girls」にとって“最後のメディア取材”となった合同撮影では、「Ray」が「CanCam」の表紙撮影のバックステージを、「ViVi」が「JJ」のバックステージを取材。舞台裏の記事を「Ray」「ViVi」のウェブサイトで23日から配信する予定。同じ記事を「CanCam」と「JJ」のウェブサイトでもリンクバックする。

 さらに、メンバー11人のリレーコメントにハッシュタグ「#ありがとうEgirls」を付けた投稿を、4誌の公式インスタグラムで13日から展開。メンバーが日替わりでランダムに登場する。

 各誌の編集長が今回のコラボ企画に寄せたコメントも発表された。「JJ」の今泉祐二編集長は「本誌だけではなく、デジタルや書店での展開など、数年前だったら考えられない競合4誌のコラボレーションができたのも、新型コロナウイルスの影響が大きいと思います。“競争”より“協力”して、この困難な時代を乗り切ろうというムードを盛り上げられたら、という思いです」とコラボの狙いを語っている。

 「NET ViVi」の岩田俊編集長は「GirlsPowerで日本中の女の子を元気にしたい!という同じ志のもと、数多くの企画や連載で、ViViの読者にパワーをくれたE-girlsさんには感謝しかありません。最後のフィナーレで、このようなコラボ企画に参加してお祝いできて本当によかったです。ありがとうございました!」とコメント。

 「CanCam」の安井亜由子編集長は「日本のガールズグループを牽引してきたE-girlsのみなさんの卒業を、一緒に盛り上げられる機会を得られて光栄です。表紙撮影でメンバー11人が集合したときのグルーブ感とオーラ、エネルギーは圧倒的でした。4誌がコラボした撮影現場は、お祭りのように賑やかで笑顔あふれる楽しいムード。その雰囲気を、それぞれの誌面やウェブから感じ取っていただけるとうれしいです」と撮影を振り返った。

 「Ray」の時田紗耶香編集長は「今回史上初の、4誌合同の企画ということで、皆さんの反響にわくわくしてます! CanCamさんの撮影裏側に潜入させてもらったので、ぜひRay webをチェックしてください。また、Ray本誌には約7年半モデルを務めてくれた佐藤晴美ちゃんが卒業することもあり、彼女の独占インタビューも掲載します。お楽しみに!」と見どころを語っている。

 「E-girls」は2011年にデビューし、これまで「Follow me」など数々のヒット曲を発表。メンバーはモデルとしても活躍し、「CanCam」では楓さん、「JJ」では藤井夏恋さん、「Ray」では佐藤晴美さん(2月号で卒業)が、それぞれ専属モデルやレギュラーモデルを務めていた。昨年末、2020年の活動を最後に解散することを発表した。

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