川口春奈：大河ドラマ、YouTube…“初挑戦”が大反響　「新しいことをたくさんやった」2020年の活躍振り返る

2020年12月31日　09:00

　2020年に活躍が目立った女優として川口春奈さんの顔が真っ先に浮かぶ人も多いだろう。大河ドラマ「麒麟（きりん）がくる」（NHK総合、日曜午後8時ほか）で、織田信長の妻・帰蝶（後の濃姫）を時代劇初挑戦で演じて存在感を示すと、1月に開設した公式YouTubeチャンネル「はーちゃんねる」は123万人が登録する人気に。引く手あまたの活躍を見せた川口さんの2020年の活動を振り返る。

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　◇初大河で初時代劇　“人生初”の白無垢、ショートカットも

　1月にスタートした長谷川博己さん主演の「麒麟がくる」では、斎藤道三（本木雅弘さん）の娘で織田信長（染谷将太さん）の妻・帰蝶を演じた川口さん。沢尻エリカさんの降板によって2019年11月に急きょ決まった役で、しかも大河ドラマ初出演で時代劇も初挑戦だったが、堂に入った演技が話題となった。

　ほかにも、今年1月には2夜連続で放送された木村拓哉さん主演のスペシャルドラマ「教場」（フジテレビ系）に、警察学校の生徒・菱沼羽津希役で、「人生初くらいの短さ」というショートカットで自信過剰な役を熱演した。

　10月から放送された玉木宏さん主演の連続ドラマ「極主夫道」（日本テレビ系）に主人公・龍の妻、美久役で出演し、自身にとって“人生初”の白無垢（むく）姿も披露。4月からは10周年を迎えた日本テレビのスポーツ情報番組「Going！Sports＆News」（土曜・日曜午後11時55分）でキャスターに初挑戦。“10周年スペシャルキャスター”として2021年4月まで1年間、土曜日にレギュラー出演している。

　◇実家でくつろぐ、すっぴんからのメーク動画…　飾らない“素”の姿が人気に　

　1月31日には公式YouTubeチャンネル「はーちゃんねる」を開設。長崎・五島列島に里帰りして実家でくつろぐ姿や、“すっぴん”からのメークを公開するなど、飾らない“素”の姿が人気を集め、開設から半年足らずの6月初旬にはチャンネル登録者数が100万人を突破。現在は123万人に達している。

　今年最後の投稿として12月27日に公開した動画では、YouTubeについて「ワーッとコメントくるし、いろんな人が見ているし、次の日には（登録者数の）数字が目に見えて増えて、YouTubeって面白いなと思った」と振り返り、2021年は「見ている人も楽しんでもらえるようなコンテンツにしていきたい。来年も無理せず、楽しく、ゆるーくやってきたいと思いますので、よろしくお願いします」と語っている。

　また、今年は8月にイタリアのファッションブランド「エンポリオアルマーニ」の2020秋冬コレクションの広告モデルに、日本の女優としては黒木メイサさん以来11年ぶりに就任。9月には菜々緒さんに代わって着圧ソックス「メディキュット」の新アンバサダーにも起用され、マウスウオッシュ「NONIO」（ライオン）、新ジャンルビール飲料「サントリーブルー」（サントリービール）、ネイリスト予約アプリ「ネイリー」、「じゃがりこ」（カルビー）など数多くのCMにも出演している。

　同じく「はーちゃんねる」の今年最後の投稿では、「新しいことをたくさんやった年」と振り返り、初挑戦したことを「自分の糧にしていきたい」と語っている川口さん。多くの糧を得て、2021年はさらに進化した姿を見せてくれることだろう。

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