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武井咲:「今はドキドキでいっぱい」 3年ぶりドラマ復帰の「黒革の手帖」SPきょう放送

 女優の武井咲さんが主演を務めるスペシャルドラマ「『黒革の手帖』~拐帯行(かいたいこう)~」(テレビ朝日系)が1月7日午後8時から放送される。2017年に放送された連続ドラマ「黒革の手帖」(同局系)でも主人公・原口元子を演じた武井さんが同日、コメントを発表し、3年ぶりのドラマ復帰となる今作への思いを明かした。

 武井さんは「3年ぶりとなる『黒革の手帖』を、いよいよ皆さんにお届けする日がやってきました。もちろん『自信を持ってお届けできる!』という気持ちではあるのですが、作品って皆さんに受け取っていただいて初めて成立するものでもあるので、私個人としては、やはり不安な思いや怖いなという思いもあって、今はドキドキでいっぱいです」と放送前の思いを語っている。

 「黒革の手帖」は、1978~80年に週刊誌「週刊新潮」(新潮社)で連載された松本清張の同名小説。これまでに何度も実写化されており、今回のドラマは、清張の小説「拐帯行」が原作で、武井さんが演じた連ドラの最終回から3年後、元子が刑期を終えたところから始まる。元子は自分の過去を知る人物がいない金沢で、再びホステスとして働き始める……。

 武井さんは「今回、こうして再び原口元子を演じて、松本清張作品が代々受け継がれている理由や魅力を再確認できましたし、元子って“悪女”なのに、演じていてこんなにも気持ちがいいものだったんだ、と改めて感じることができました」と久々に元子を演じた思いを語り、「幅広い世代の方々が、それぞれの年代でどのようにこの作品を受け取ってくださるのか、その反応をまたお聞かせいただけるのが楽しみです」とコメント。

 「『黒革の手帖』は、私の人生の大事なポイントで携わらせていただいてきた、とても大切な作品。ドン底まで落ちたはずの元子がまたはい上がってくる様を、楽しんで演じることができました。皆さんも、そんな元子の姿を見て楽しみ、そしてパワーをもらっていただけたらうれしいです」と作品への思い入れを明かしている。

 さらに、「2021年という新しい年が始まりました。大変な年だった2020年から、まだまだ大きく変わることはないかもしれませんが、この状況にしっかりと向き合って、少しでもポジティブに、そして優しい気持ちを持ちながら日々を過ごしていけたら、と思います」と抱負も語っている。

 スペシャルドラマ「『黒革の手帖』~拐帯行~」は7日午後8時~9時48分に放送。新たに毎熊克哉さん、風間杜夫さん、渡部篤郎さん、安達祐実さん、横山めぐみさんら豪華キャストが出演し、仲里依紗さん、高畑淳子さん、高嶋政伸さんら連ドラでも強烈な存在感を放ったキャストも再登場する。

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