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佐々木希:母や祖母の「もったいないでしょ」精神で手芸好きに 「子供のズボンもワッペンで可愛く直す」 手芸番組でMCに

 女優の佐々木希さんが、4月1日から、NHK・Eテレの手芸番組「すてきにハンドメイド」(木曜午後9時半)のMCを務める。「幼い頃から手芸が大好き」という佐々木さんが、編み物・ソーイング・刺しゅうなどでオリジナル作品の制作に挑戦する。佐々木さんは手芸を始めたきっかけを「母や祖母のまねをして、まずは縫い物をやったのだと思います。ほつれたところを縫ってみたら楽しくなって。母も祖母も『もったいないでしょ』というタイプで、捨てずに直しながら長く使う姿を見ていました」と明かしている。

 現在も“もったいない精神”は生きているといい、「穴が開いたり、ボタンが外れたりしたら裁縫箱を取り出して自分で直しています。子供のズボンも、転ぶとすぐに穴が開いてしまうので、ワッペンなどをつけて可愛く直しています」とコメント。また昨年は「ガーゼがなかなか手に入らなかったので、子供が使っていた、おくるみのきれいな部分を使って(マスクを)作りました。また、染みがついてしまったワンピースを捨てるのがもったいなくて、はぎれでバッグを作ったりしました」と振り返った。

 ハンドメードの魅力を「世界に一つだけの自分の好きなものを作れること」と挙げ、番組で作りたいアイテムを聞かれると「ヘアアクセサリー、ヘアバンド、シュシュ、ヘアゴム、ピアス、イヤリング、ネックレスなど、小物なら初心者でも気楽に作りやすいかなと思います。あとはワンピース。ファッションが好きなので、ファッションが楽しくなるようなものを作りたいですね」とイメージを膨らませている。

 同番組は毎回、編み物やソーイング、刺しゅうなどの講師を招き、番組のために考えられたオリジナルアイテムの作り方を紹介する。佐々木さんと手芸家・デザイナーの洋輔さんが出演する回と、漫才師の宮川花子さん、スポーツコメンテーターの奥野史子さんが出演する回がある。佐々木さんは4月1日にかぎ針編みでバッグ作りに挑戦、22日にはぎれでトートバッグ作りをする。

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