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ミセス・インターナショナル2021:日本代表、藤本ゆかりさんは41歳、3人の息子の母「家族に感謝を」 料亭の女将で「着物文化を世界に」と意気込み

 既婚女性を対象にした世界規模のビューティーコンテスト「ミセス・インターナショナル2021」の日本大会が5月1日、東京都内で開催され、13人のファイナリストの中から京都府在住の藤本ゆかりさん(41)が日本代表に選ばれた。表彰式後に取材に応じた藤本さんは、選ばれたことについて「すごく驚いております」と心境を吐露。喜びを伝えたい相手を聞かれると「主人と、息子が3人おりまして。この大会に挑戦するために家事がおろそかになってしまった日もありまして……家族全員、私を支えてくれましたので、感謝を伝えたいと思います」と笑顔で語った。

 着物帯バッグクリエーターの藤本さんは「18歳から京料理の女将(おかみ)をしており、ずっと着物を着て過ごしておりました」と着物との関わりを説明。7月に米テネシー州で開催予定の世界大会に向けての意気込みを聞かれると、「着物文化を世界に発信していきたいと思っております。世界に発信していくのはもちろんのこと、今は着物文化がかなり衰退しているので、日本の方にもすばらしい着物を知っていただき、それをさらに世界に発信していきたいと思っています」と目標を語った。

 「ミセス・インターナショナル2021 パンパシフィック代表」のグランプリに選ばれた大阪府在住で臨床工学技士、舞台女優の清水由希野さん(39)は、「本当にたくさんの方々に支えていただき、この位置に立たせていただいている。みなさまの思いをしっかり背負って世界へ向けてやっていきたいと思います」と意気込んだ。

 「ミセス・インターナショナル2021 アジア・オセアニア代表」グランプリの神奈川県在住で会社経営・大学客員准教授の眞柄真有奈さん(33)は、選ばれたことについて「感謝の一言に尽きます」と明かし、喜びを伝えたい相手を聞かれると「夫に、まずはありがとうと伝えたいです。大会中もずっと隣にいて応援してくれていたので」と感謝の思いを語った。

 「ミセス・インターナショナル」は米国で40年の歴史がある、21~56歳までの既婚女性のためのインターナショナルコンテスト。この日行われた「ミセス・インターナショナル2021 日本大会」では、ファイナリストたちがフィットネスウエア審査、イブニングガウン審査、スピーチ審査に挑んだ。大会は無観客で行われ、オンラインで有料配信された。

 グランプリの3人と昨年新型コロナウイルスの影響で世界大会に出場できなかった2020年の日本代表1人が、今年7月に米テネシー州で開催される世界大会へ出場する予定。

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