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宇佐見りん:「推し、燃ゆ」の現役大学生&芥川賞作家が「推し」の元・プリンシパル吉田都と対談

 小説「推し、燃ゆ」で第164回「芥川賞」を史上3番目の若さで受賞した、現役大学生で作家の宇佐見りんさんが出演するドキュメンタリー番組「SWITCHインタビュー 達人達」が、6月19日午後10時からNHK・Eテレで放送される。宇佐美さんは英国ロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務めたバレリーナ吉田都さんとともに登場。「推し」を書いた作家が「推し」と出会う。

 予告動画では、それぞれの表現の根本について、宇佐見さんが「うそを書かない」と言い、吉田さんが「言葉がないからこそダイレクトに入ってくる」と答える姿や、宇佐見さんがバーにつかまり、バレエのポーズを取る姿などが映し出される。

 番組では毎回、異なる分野で活躍する2人の達人が登場し、クロストークを繰り広げ、前半と後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、成功への道筋や、独自の哲学を語り合う。

 宇佐見さんは、吉田さんが昨年から芸術監督を務める東京・渋谷の新国立劇場を訪問。就任直後にコロナ禍に見舞われ、予定していた公演の延期や中止が相次ぐなど、逆境を迎えた吉田さんに、これまでのバレリーナとしての歩みや、指導者としての挑戦について聞く。

 番組後半では、宇佐見さんが河出書房新社の喫茶室に吉田さんを招き、受賞作「推し、燃ゆ」を生み出した驚きの裏話や、期待される次回作への決意を語る。

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