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池田エライザ:スマホでの映画制作に意欲 齊藤工監督、松本穂香、篠原ともえらと「SSFF&ASIA2021」セレモニーに

 アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF&ASIA)2021」のアワードセレモニーが6月21日、明治神宮会館(東京都渋谷区)で開催された。女優の池田エライザさん、松本穂香さん、阿部純子さん、俳優の勝地涼さん、タレントの篠原ともえさんらが審査員やプレゼンターとして登場。俳優の斎藤工さんも齊藤工監督として登場した。池田さんは「スマートフォン映画作品部門」で審査員を務め、「私も挑戦してみたい」と自身もスマホでの映画制作に意欲を見せていた。

 同部門は、今回創設され、全編スマホのカメラで撮影した25分以内のショートフィルムを世界から公募した。池田さんは「応募件数が本当にたくさん多かったことがうれしい。世の中には本当にたくさんの方々がクリエーティブな気持ち、意識を持っていて。こういう部門が設けられることによって自分も映画を撮ってみたいということに、取り組みやすくなるということは喜ばしいことだと思った」と新部門への手応えを笑顔で語った。

 オープニング後、特別ゲストとして登場した河瀬直美監督は、開催された会場にちなみ、「ちょうど100年前、この明治神宮の森そのものを作った人たちは非常に困難があったと思います。それでも私たちは多様性のある木々、生態系の数々を目にすることができるのは先人のおかげ」と切り出し、「この文化の祭典をこれからの100年、そして1000年続きますように祈念して私のあいさつに代えさせていただきます」と映画祭への熱い思いを語った。

 「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」は、アジア最大級の国際短編映画祭。23回目の今年は約120の国と地域から6000本以上の作品の応募があった。同映画祭のグランプリにあたる「ジョージ・ルーカス・アワード」には、ラファエル・マヌエル監督の「フィリピニャーナ」が選ばれた。

 この日の司会は声優の木村昴さんと花澤香菜さんが務め、同映画祭代表で俳優の別所哲也さんと映画コメンテーターのLiLiCoさんも出席した。

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