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寺島しのぶ:ノースリーブの個性派ドレスで大人の魅力 パール風アクセで洗練ムード

 女優の寺島しのぶさんが6月28日、東京都内で行われた映画「キネマの神様」(山田洋次監督、8月6日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。フロントに白いチュールのような生地があしらわれた個性的なデザインの黒いノースリーブドレス、黒×白のサンダルというモノトーンコーデで大人の魅力を振りまいた。

 黒いベルトでウエストマークし、パール風の装飾がついたイヤリングやリングを飾った洗練された着こなしだった。舞台あいさつには、菅田将暉さん、永野芽郁さん、北川景子さん、野田洋次郎さん、前田旺志郎さん、宮本信子さん、山田監督も出席した。    映画は、人気小説家の原田マハさんの同名小説が原作。歌手の沢田研二さんと菅田さんのダブル主演で、1920年に松竹の前身となる松竹キネマ合名社が設立され今年で100周年を迎えることを記念して製作。当初は昨年3月に死去した志村けんさんと菅田さんがダブル主演を務める予定だった。

 ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田さん)は、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」。若き日のゴウ(菅田さん)は助監督として青春を謳歌(おうか)していたが、初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大けがをし、作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める……というストーリー。

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