検索
映画「いのちの停車場」の舞台あいさつ「チーム“まほろば”サンクスデーイベント」に出席した広瀬すずさん
1 / 11

映画「いのちの停車場」の舞台あいさつ「チーム“まほろば”サンクスデーイベント」に出席した広瀬すずさん

広瀬すず:壁にぶつかったら「いったん寝ます」 松坂桃李は「地に着くくらい下がる」と好対照

 女優の広瀬すずさんが6月30日、東京都内で行われた、吉永小百合さん主演で公開中の映画「いのちの停車場」(成島出監督)の舞台あいさつに松坂桃李さんら共演者と出席した。SNSに寄せられた質問に答えるコーナーが設けられ、壁にぶつかった時どのように対処するかという質問に「私は……いったん寝ます」と回答し、観客の笑いを誘っていた。

いま、推されてます

 続けて「いったん寝かせて、自分なりに努力はしようとするんですけど、あとは『きっと時間が解決してくれる……』とか、すごい単純な思考で(笑い)」と話した。

 この日は、吉永小百合さん、西田敏行さん、成島監督、同作の原作者で医師の南杏子さんも出席。西田さんは広瀬さんの答えを聞き、「今のすずちゃんの答えは素晴らしいなと思いますね、楽観的で。僕もどっちかっていうと楽観主義者。壁もあったのか、なかったのか分からないままずっと通り過ぎてきたような気がする」とコメント。吉永さんも「私もとても“ねあか”なので、『あしたにはきっと良いことがあるだろう』と思って、とにかく一歩でも前に出てみようって考えます」と明るく答えていた。

 一方で松坂さんは「ひたすら悩みに悩んで、地に着くくらい下がるんですよね。落ちて落ちて落ちて、開き直りみたいなところまで到達したら、見えてくるものが自分の中にあって。それを取っかかりに壁を頑張ってよじ登っていくのか、またはグルッと迂回(うかい)して越えるのか、っていう選択肢をとる」と明かした。

 この日の舞台あいさつは、「チーム“まほろば”サンクスデーイベント」と題して開催された。西田さんは、同作の応援歌「いのちの停車場」の歌唱も行った。

 映画は、救命救急センターに勤めていた医師の白石咲和子(吉永さん)が、ある事件をきっかけに、在宅医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始め、これまでの命を救う現場との違いに戸惑いつつも、患者たちの願いや支える家族の思い、患者の心に向き合うことの大切さに気づいていく……というヒューマン医療ドラマ。広瀬さんは、「まほろば診療所」の訪問看護師・星野麻世を演じた。

いま、推されてます

写真を見る全 11枚

本・シネマ 最新記事

アクセス上位記事