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歌舞伎俳優の尾上右近さんが、7月18日午後10時放送のバラエティー番組「日曜日の初耳学」(MBS、TBS系)に出演。林修さんとの対談企画「インタビュアー林修」に登場する。人生の節目で自身に大きな影響を与えた5人の先輩名優との知られざるエピソードとともに、これまで歩んできた激動の役者人生を語り尽くす。
曽祖父は六代目尾上菊五郎、母方の祖父は銀幕の大スター鶴田浩二と、演劇界のサラブレッドとして生まれた右近さんは、7歳で初舞台を踏み、12歳で二代目尾上右近を襲名。2018年には歌舞伎の音楽を担当する“清元”として清元栄寿太夫を襲名し、400年の歌舞伎界の歴史初となる、唄い手と役者の“二刀流”として注目されている。
「3歳の時、歌舞伎に目覚めたその瞬間を今でもはっきり記憶している」という右近さんは、林さんに「幼心に歌舞伎俳優になることを夢見るも、清元の家系に生まれた自身の前には世襲制という大きな壁が立ちはだかっていた」と告白する。
予告動画では、右近さんが「幼少期の右近を開眼させてくれた重要な人物」だという市川海老蔵さんから「お前と連獅子をやる」と声を掛けてもらったことや、世の中に広く右近さんの名が知られるきっかけになった作品「スーパー歌舞伎II ワンピース」で主役に大抜てきしてくれた四代目市川猿之助さんから、「『俺の骨折を踏み台に羽ばたいてくれ』と言われた」と、先輩から掛けてもらった金言を披露する場面も登場する。
「歌舞伎俳優になる道筋をつけてくれた人物」と語る、十八代目中村勘三郎さんや、「歌舞伎役者“尾上右近”誕生の鍵となった大恩人」の七代目尾上菊五郎さん、役者としての“兄”と慕う尾上松也さんとのエピソードについても語る。
また、歌舞伎への思いがあふれる右近さんの自宅映像も特別公開。「青春を共に過ごした高校の同級生」だという、女優でモデルの河北麻友子さんとの懐かしい思い出など、プライベートエピソードも披露。古田新太さんとのダブル主演で、ミュージカル「衛生」に挑戦した理由も明かす。
同日は話題のトレンドを掘り下げていく「初耳トレンディ」も放送。「高機能夏ファッション」をテーマに、これからの暑い季節にぴったりの機能性とデザイン性を兼ね備えた、ユニクロ、GU、ワークマンの最新高機能ファッションを専門家が徹底解説する。