劇団☆新感線の41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩」の制作発表に出席した吉岡里帆さん 撮影:田中亜紀
女優の吉岡里帆さんが7月17日、ライブ配信で行われた、劇団☆新感線の41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)」の制作発表に出席した。赤系でレザー調のシャツとスカート、黒い編み上げブーツを合わせた華やかな辛口コーデ。シルバーカラーで変形デザインのイヤリングとブレスレット、シースルーバングのダウンヘアで“こなれ感”を漂わせていた。
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「狐晴明九尾狩」は、平安時代の中頃、貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都が舞台。そこで宮廷陰陽師として仕える安倍晴明(あべの・せいめい=中村倫也さん)と、唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐との死闘を描く。向井理さんが、陰陽師宗家・賀茂家の跡取りで、大陸に渡って術を学んでいたが、九尾の妖狐と戦って敗れ、体を乗っ取られる賀茂利風(かもの・としかぜ)、吉岡さんが大陸の深山幽谷で数千年の間、霊気に育まれ狐の精霊・タオフーリンを演じる。
吉岡さんは自身の役柄について「某CMできつねの役をさせていただいていて、きつね歴が結構長いので、今までやってきたことが役に立つ日がきたと、うれしく思ったんですけど、いざ台本を読んでみたら『私の知っているきつねと全然違うな』と。それが初めの印象でした」とちゃめっ気たっぷりに語っていた。
制作発表には、中村さん、向井さん、脚本を担当する中島かずきさん、演出を担当するいのうえひでのりさんも出席した。「狐晴明九尾狩」は9月17日~10月17日に東京・TBS赤坂ACTシアターで、10月27日~11月11日に大阪・オリックス劇場で上演される。
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