あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
24日に開会式を迎える東京パラリンピックの陸上競技日本代表の中西麻耶選手が、同日発刊されるフリーマガジン「GO Journal」5号の表紙に、車いすラグビー日本代表の池透暢(いけ・ゆきのぶ)選手とともに登場する。同誌のクリエーティブディレクターを務める、写真家で映画監督の蜷川実花さんが撮影した2人のキービジュアルがこのほど、公開された。
同マガジンは、パラスポーツを支援する「日本財団パラリンピックサポートセンター」が主催し、発刊。アート、ファッション、カルチャーを切り口にパラアスリートとパラスポーツの魅力に迫る。大胆なビジュアルとアスリートのインタビューを中心に構成する。同号にはほかに、東京パラリンピック卓球日本代表で、旗手を務める岩渕幸洋(こうよう)選手も登場する。
中西選手は、同誌の発刊にあたって「義足はコンプレックスの一つでしたが、それを受け入れて武器にして生きてきました。自分の弱いところを受け入れることは大変だと思いますが、受け入れさえすればプラスに持っていくこともできることを、自分に自信が持てずに悩んでいる人にこの『GO Journal』を見てもらいたいです」とコメントしている。
蜷川さんは「パラアスリートたちの精神の強さが人間の持つ力の本質で、 そして人々の希望の源泉になるのではないだろうか」と考えを語り、同誌での撮影について「精神の強さは彼らの肉体を輝かせる。私はその輝きを捉えようとシャッターを押した。精神の美しさ、 強さに向き合うためのアプローチとしての撮影。私が体験したこの強さと美しさの光り輝く瞬間を、 みんなと共有したい」と話している。
全国の主要図書館や大学図書館、蔦屋書店(東京・代官山、同・銀座、京都・岡崎、大阪・梅田、福岡・六本松)などで配布される。蔦屋書店での配布はなくなり次第終了。また、25日~9月7日に東京メトロ全駅で同号のポスターが掲示される。