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木村拓哉さんが自身2枚目のオリジナルアルバム「Next Destination」を、2022年1月19日に発売することが分かった。2020年1月の「Go with the Flow」以来2年ぶり。木村さんは自らが決定したというタイトルに込めた思いや、ライブ願望などを明かしている。
木村さんは「次の目的地へ一歩を踏み出そう! 初のオリジナルアルバムリリースから2年近く。コロナ禍という思いがけない状況の中、自分ができることは何かを考え続けてきた日々でした。そして“今、どんな覚悟が必要なのか”を自分自身に改めて問い掛け、スタッフとも話し合う中で、新しいアルバム制作に向けて始動したいと思い始めました」とアルバム制作の経緯を説明。
さらに「周囲を見渡してみると、感染防止対策のための制限がある中で思うように動くことができず、それでも新たな方向性を模索しているアーティストの方々の姿がとても印象的でした。その前向きなパワーに感動をもらうのと同時に湧き起こってきたのは、“以前のような形に戻ったら……と願うより、今はとにかく次の目的地に向かって新たな一歩を踏み出そう”という思いです」とコメント。
「タイトルの『Next Destination』(次の目的地)には、そんな僕自身の気持ちと決意を込めています」と語り、「このアルバムを引っ提げ、今、可能な方法を見つけて、できれば楽しく騒げるライブも実現させたいと思っています。行くしかないっしょ! 次の目的地を一緒に目指しましょう」と呼びかけている。
また、今作には、シンガー・ソングライターの山下達郎さん作曲、ロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」の真島昌利さん作詞の楽曲「MOJO DRIVE」が収録されることも決定。今回2人が提供するのは2曲で、もう1曲は後日解禁される。山下さんの楽曲提供は、木村さんのワンマンライブに山下さんが来場したことがきっかけだといい、終演後に2人が話す機会があり、山下さんは「木村くんはバリトンヴォイスで歌ったほうがより色気のある歌になるよ!」とアドバイス。その後、山下さんに楽曲提供のオファーをしたところ、快諾してもらえたという。
山下さんは今回の楽曲について「木村くんとは25年以上の長いお付き合いですが、実は私、彼のスッピンの歌声をほとんど聞いたことがありませんでした。初ソロ・ライブにて、意外にもバリトン・ヴォイスであることが判明。好きな音楽がオルタナ系、ハード・ロック系なことは、かねてより聞き及んでおりましたので、それならこんな曲はいかがかと思い、書き上げた2曲。オジさんリズム・セクションが総がかりで取り組みました。真島昌利さん(ザ・クロマニヨンズ)の歌詞にもご注目を。今までにない木村くんの新境地が引き出せたと思います」と語っている。